【下諏訪町】手間をかけたキーマカレーやアイスコーヒーが人気。限定「プラムケーキ」は今だけの味わい!
下諏訪町の旧中山道沿いにあるカフェ&ギャラリー「ひとつぶの麦」。
2016年秋にオープンし、近隣の人たちの憩いの場にもなっています。
オーナーの武山弥生さんは、一般社団法人シーズ発達研究所の代表も務めており、就労継続支援B型事業所「アトリエシーズ」や、指定特定・指定障害児相談支援事業所「相談支援事業所シーズ」も運営しています。
このカフェは、障害を持つ人たちの外部就労先としても提携しているそうです。
2階は、カフェスペースに使用できるほか、ギャラリーとしてアート展示やライブイベントを開催することもあるそう。
ランチメニューは、ミートソースパスタ、オムライス、キーマカレー、自家製酵母のピザ4種類で、いずれもミニサラダ付き、850円。
今回は、開店当初から「美味しい」と口コミで話題になっていた看板メニュー「キーマカレー」をいただきました。
ひき肉、トマト、ニンニク、ショウガ等に複数の香辛料がブレンドされた、辛さ引き立つ味わい深いドライキーマカレー。油は最初に材料を炒める時以外は使用していないそう。水分がなくなるまでゆっくり、じっくりと煮詰めたカレーは、旨みがぎっしりと詰まったスパイシーな味わいです。カレーひと口でご飯が進みます。
下諏訪のおいしい水で抽出した水出しアイスコーヒーも当初からの看板メニューの一つ。
10時間以上かけて抽出するそうです。
苦味が少なく、すっきりと飲みやすい味でした。私は、普段はアイスコーヒーにだけガムシロップもミルクも入れるのですが、このアイスコーヒーには不要でした。
この日はちょうど、今月5日に下諏訪町で開催される「第5回しもすわ産業まつり」で販売する「プラムケーキ」を作っているところだったので、撮影させていただきました。写真は、前に作ってあったケーキを切るところです。
武山さんによると「ドイツ風プラムケーキ」は、最近巷で話題になりつつあるそうで、地元産のプルーンを使った地産地消のケーキを諏訪で流行らせたいーという思いもあり考案したとのこと。
「長野県はプルーンの産地でもあります。地元諏訪の島崎農園で採れた新鮮なプルーンで作った甘酸っぱくてジューシーなケーキです。ぜひ食べてみてください」と武山さん。
プルーンが採れる時季限定なので、販売できるのはいまのところ10月中旬くらいまでの見込みだそう。
この後、新たに作っているところも撮影させていただきました。
早速切っていただいた「ドイツ風プラムケーキ」をいただきました。
仰る通り甘酸っぱくて、甘いものが苦手な人でも十分いけそう。ケーキの甘さというよりフルーツの甘さを感じます。プルーンの味わいが楽しめる、オリジナリティーあふれるケーキです。
このケーキを含め、ほとんどのメニューはテイクアウトできるそうです。
そのほか自家製天然酵母で作るパンなどもあり、時間と手間をかけた料理ばかり。オーナーの心意気と愛情を感じます。
看板メニューだけでなく「看板ネコ」ちゃんもいるんですよ!
運が良ければ2匹の看板ネコちゃんにも会えるかも!!
営業時間が限られているのでご注意くださいね。
※今回の取材では、ひとつぶの麦様のご協力、ご厚意により、取材用としてランチとドリンク、ケーキを無償で提供していただきました。なお、本記事にあたっては、ガイドラインに基づき公平中立に作成しています。
ひとつぶの麦
■住所 下諏訪町3406
■電話番号 0266-55-7213
■営業日時 火~土曜日の12:00~15:00
※10/5(土)は「しもすわ産業まつり」に出店するためお店はお休みになります。
■定休日 日・月曜日