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キャサリン妃第2子「シャーロット・エリザベス・ダイアナ」に込められた意味とは?【気配り王女の運命】

五百田達成作家・心理カウンセラー
photo by Courtney Carmody

ウィリアム王子(32)とキャサリン妃(33)の間に生まれた第2子(王女)の名前が、「シャーロット・エリザベス・ダイアナ」と決まりました。

後半の「エリザベス・ダイアナ」部分はいわゆるミドルネームで、通称としては「シャーロット王女」と呼ばれることになります。

なぜこんな複雑な名前になったかというと、夫婦が、王室内の関係各方面へ配慮した結果と言われています。

シャーロットは、王女の祖父の皇太子の名前「チャールズ」の女性名。

エリザベスは、曽祖母にあたるエリザベス女王から。

ダイアナはもちろん、事故死した祖母ダイアナ元妃から。

英王室では複数のミドルネームをつけるのが慣例とはいえ、日本人の目から見ると、あまりにもユニークな名付けです。

さらに言えば、ファーストネームのほうの「シャーロット」も、気配りの結果。

シャーロットは、キャサリン妃の妹のミドルネームで、キャサリン妃の家族への気遣いも込められています。

そしてそして、シャーロットは、名前を予想する国民達の賭けのランキングの上位に上がっていた名前でもあり、国民から愛されることも狙ったのでは、という分析もあります。

いやはや、全世界から注目されている王女様は、なんとも大変です。

陰陽道では「名前はもっとも原始的な呪い」という考えがあるほど、名前は「言霊(ことだま)」の最たるもの。親からのメッセージが込められた名前で毎日呼びかけ続けられることで、無意識のうちに子どもはそれに沿おうと行動します。

その名の由来通り、各方面に気をつかう「気配り王女」に成長したりして、などと勝手な妄想がついふくらんでしまうニュースでした。

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作家・心理カウンセラー

著書累計120万部:「超雑談力」「不機嫌な妻 無関心な夫」「察しない男 説明しない女」「不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち」「話し方で損する人 得する人」など。角川書店、博報堂を経て独立。コミュニケーション×心理を出発点に、「男女のコミュニケーション」「生まれ順性格分析」「伝え方とSNS」「恋愛・結婚・ジェンダー」などをテーマに執筆。米国CCE,Inc.認定 GCDFキャリアカウンセラー。

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