【謎うなぎ丼】“謎うなぎ”は“謎肉”の技術で作られていることを知った
日清食品が、2024年7月15日より発売した「謎うなぎ丼」を食べてみました。「謎うなぎ丼」は、「日清のカップメシ」シリーズにラインナップされる商品で、「プラントベースうなぎ 謎うなぎ」を具材として採用したカップメシとなっています。
プラントベースは植物由来のことで、日清独自の「大豆たんぱく加工技術」を駆使した、大豆加工食品の“うなぎ”が入っているということで話題になっています。
なお「日清謎うなぎ丼」はまだ全国販売には至っておらず、販売エリアは関東甲信越、中部、近畿地区となっています。価格は369円(税別)です。
実はこの「謎うなぎ」は、日清独自の「大豆たんぱく加工技術」で作られているのだそうです。この技術は、もともとは「謎肉」で使用されているもので、それを応用して「謎うなぎ」が作られたのだとか。
主原料は大豆タンパクで、それが独自の加工技術により、肉になったり、うなぎになったり、本当に凄い技術です。
フタを開けると、乾燥ご飯と、乾燥した「謎うなぎ」が入っています。「謎うなぎ」の数は10個強くらいでしょうか。フタの上には「特製甘辛たれ」の小袋がのっています。
「謎うなぎ」はお麩のようなふわふわした素材感を想像していたのですが、実際にはカチンコチンでした。このまま試食しても、あまり美味しそうではないのでやめておきました。山椒が香りました。
熱湯5分で「謎うなぎ丼」は完成します。
「特製甘辛たれ」を入れ、よくかき混ぜます。
これが「謎うなぎ」ですが、一見するとひつまぶしに入っているうなぎのようでしょうか。ちゃんと“皮”があります。食べてみると、繊維のような、うなぎの食感を感じます。焼いたような香りも感じました。
山椒の香りに特製甘辛たれで、味に関しては完全に「うなぎ丼」のようです。つまりはうなぎのたれ味というと、分かりやすいでしょうか。
果たして「謎うなぎ」が“うなぎ”なのかどうか、うなぎのように食べられるのかというと、この「謎うなぎ丼」に関しては、うなぎの代替物のようなイメージで食べるものではないのだろうなと思っています。
「謎肉」を食べて「これは肉ではない!」と怒る人は今はもう見かけないように、あえて「謎肉」たっぷりを好むことがいるように、いつか「謎うなぎ」も同じような食べ方をする時がやってくる可能性があるのではないかと思いました。
もし、この「謎うなぎ」が「謎うなぎ」として好まれれば、今後も日清食品の商品に使用されていくのではないでしょうか。
個人的には「謎うなぎ丼」を食べて、プラントベースの大豆加工食品の進化を知ることができたことと、実は「謎肉」と同じ技術で作られているということを知ることができたのが、とても良かったと思いました。自分の数少ない経験ですが、プラントベースの肉よりは自然に食べられたな、とも思いました。
「謎うなぎ丼」に興味のわいた人は、ぜひ探してみてください。
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