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【名古屋駅】天むす発祥の味。名古屋を代表する「千寿」の天むすが美味しい

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

名古屋めしの一つとして知られる「天むす」。いろんなお店で販売されていますが、元を辿ると二つに集約されます。

それは元祖(と言われる)千寿さんと、天むすの人気に拍車をかけた地雷屋さんの二つの流れです。前回、地雷屋さんの天むすについてご紹介したので、今回は千寿さんの天むすをご紹介したいと思います。

まずは見た目について。駅弁を購入すると、いかにも手作り感がある老舗らしさが見られてほっこりしますね。同封されているカードには、千寿さんの天むすが生み出された背景が書かれています。

実は天むす、千寿さんの本店がある津市が発祥だということはあまり知られていないのではないでしょうか?

さて地雷屋さんの天むすは、お米が小さく海老天がしっかり見える見た目に対し、実は千寿さんの天むすは海老天の見えないおむすびタイプになっています。

この通り、お米が大きく、その中にピンク色の海老天が包まれているのが特徴です。地雷屋さんに比べて、衣はかなり薄め。しかし実は、これが良い塩梅なのです。

モチモチとして塩味の効いたお米、プリッとした海老、お米のしっとり感で少しふやけた衣。この三者の相性が抜群です!あくまで海老天が具材のおむすびとして美味しさを追求した逸品。

5個食べるとちょうどお腹いっぱいになることもよく考えられている気がします。ということで本日の出張でもほっこりとお腹を満たしました。

笑福亭鶴瓶さんも名古屋を訪れるたびに購入されるという千寿さんの天むす。ぜひ一度いただいてみてはいかがでしょうか。

※駅弁は名古屋駅構内の売店で購入できます。

<参考 / 千寿店>
住所:愛知県名古屋市中村区名駅1丁目2-2
営業時間:8時00分~21時00分
電話番号:052-561-7426
定休日:無休(元日を除く)
アクセス:名古屋駅から徒歩すぐ

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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