今回は釣り好きとしての素朴な疑問「魚って何年生きるの？」についてのお話。

いつも釣る魚が、何年かけて大きくなっているのか…

調べてみると予想以上に魚は長生きだと感じました。

身近な魚の平均寿命をご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

マアジ　約5年

日本各地に生息しており、食卓にあがることも多いマアジは、約5年ほど生きると言われています。

小さなエビやプランクトン、小魚などを食べて育つアジは肉食性で、2年で約25ｃｍほどに成長するとのこと。

そのため、尺アジ（30ｃｍ超えのアジ）にもなると、だいたい3年ほど生きているということになります。

スズキ　約10年

近海の大物”スズキ”は約10年ほど生きると言われています。

ルアーフィッシングの対象魚としても大人気で、1m超えのスズキは釣り人憧れの魚。

日本で釣れるスズキは「マルスズキ・ヒラスズキ・タイリクスズキ」と種類がいくつかありますが、もし1m超えのスズキを釣り上げたとしたら、その年齢はだいたい10歳くらい。

人生で一度はメーター超えスズキを釣ってみたいものです…

カサゴ　約10年

身近な堤防でも釣れるカサゴの平均寿命は約10年ほどと言われています。

10年もたてば30ｃｍほどに成長しますが、カサゴは成長速度が非常に遅い魚として知られており、20ｃｍまで成長するのに5年ほどかかります。

そのため、小さなカサゴが釣れた場合は、速やかにリリースして資源確保をする必要があります。

ヒラメ　約10～20年

ヒラメはなんと約10～20年も生きるとされています。

スズキより10年も長生きすることに驚きましたが、ヒラメの成長速度は意外と早く、2年で30ｃｍを超えるとのこと。

座布団ヒラメと呼ばれる70ｃｍクラスの大型ヒラメは、だいたい6年ほど生きているらしいです。

マダイ　約20～30年

魚の王様”マダイ”は、寿命も王様クラスで20～30年も生きるとされています。

正直、「そんな長生きなの？」と驚きましたが、お相撲さんが優勝した時に持ち上げるマダイ（70cm前後）で約15年ほど生きているらしい…。

たまに1mに迫るマダイの釣果を目にしますが、そのマダイは20年も海を泳いできた猛者。

さすが魚の王様です。

魚って意外と長生き！

いかがでしたでしょうか。

人間の平均寿命と比べると短いと感じるかもしれませんが、魚ってそんな長生きするのかと驚いた方も多いと思います。

今後、魚を食べるときは、よりいっそう命に感謝しようと感じました。

約3歳のマアジを釣った動画

私たちのYouTubeチャンネル「タビカツリチャンネル」では、約3歳くらいのマアジを釣った動画を公開しています。

約3歳ということは30ｃｍ前後、アジにしては大型で釣りごたえもありました。

誰でもマネできる釣り方も紹介しているので、ぜひご覧ください。

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