1-1の8回裏、致命的なダブルエラーで明暗分かれる/13年ぶりに日本人選手入団<韓国KBOリーグ>
22日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。
トゥサンベアーズ-SSGランダーズ(チャムシル)は投手戦に。SSGの先発キム・グァンヒョンは初回に四球とヒットで1点を許すも、その後は完ぺきなピッチングで6回90球を投げて2安打1失点に抑えた。
トゥサンも今季初先発のキム・ミンギュが5回3安打無失点と好投し、1点リードを守った。追うSSGは7回表に1点を挙げて1-1の同点に。試合は接戦のまま終盤に突入した。
トゥサンは8回裏1死二塁で1番チョン・スビンがライトへのフライ。しかしこの打球をSSGの右翼手ハ・ジェフンが落球。さらに二塁手への中継プレーが悪送球となって二塁走者がホームに還り、トゥサンが2-1と勝ち越しに成功した。
トゥサンはこの回犠飛で1点を追加し3-1に。9回表の守りを0点に抑えたトゥサンが接戦をものにした。トゥサンの5番で高卒新人のキム・テクヨンが2勝目を挙げた。トゥサンは3連勝、敗れたSSGは3連敗。
映像:7回裏1-1での大砲とルーキーの対戦(KBO公式YouTubeチャンネル)
◇5月22日(水)の結果
・トゥサン 3 - 1 SSG(チャムシル)
勝:キム テクヨン
敗:ノ ギョンウン
・キウム 3 - 4 NC(コチョク)
勝:リュ ジンウク
敗:チュ スンウ
・ハンファ 7 - 5 LG(テジョン)
勝:イ ミンウ
敗:キム ユヨン
・サムスン 3 - 1 KT(テグ)
勝:コナー
敗:クエバス
・ロッテ 4 - 2 KIA(プサン)
勝:パク セウン
敗:ユン ヨンチョル
⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)
⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)
◆「13年ぶりの日本人選手」
SSGは四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスの白川恵翔投手と契約を結んだと発表。ロエニス・エリアス投手の故障離脱に伴い、今季導入の「代替外国人制度」を利用した第一号なった。KBOの日本国籍の外国人選手は門倉健投手以来13年ぶり7人目。
(関連記事:ドラフト連続指名の四国IL・徳島から白川恵翔が韓国KBO入り 門倉健以来13年ぶりの日本人助っ人に)
※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。