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【札幌市東区】「刀削麺」も食べられる中華専門店「運城飯店」で辛いメニュー2連発してきました!

吉川雅子野菜ソムリエ上級プロ&フードツーリズムマイスター(札幌市)

3泊4日の出張から帰ったら、急に寒くなった気がする札幌。ちょっと辛くて温かいものを食べて、体の中から温まろうと思い、久々に「運城飯店」に行きました。と、いうか、自宅が近いのでお昼ご飯なら家に帰ってと思ってしまうせいか、ここのランチはお初です。1000円以下でお腹いっぱいになるランチメニューがたくさんありますよ!

「刀削麺」って!

Wikipediaによると、“「刀削麺」(とうしょうめん)とは、中華人民共和国の山西省発祥の麺の一種。山西省の名物であり、担々麺や炸醤麺(ジャージャー麵)、伊府麺(イーフー麺)などとともに中国を代表する麺の一つに挙げられる”とのこと。

小麦粉を水で練って生地を作り、断面が「く」の字型の包丁()で塊となった生地をった状のものを、沸騰した湯で茹でる。そういう工程から「刀削麺」と呼ばれているんですね。

麺を削るには手際のよさと麺を長く均質に削る技術が必要であり、熟練した技がないとできないそうで、特別な資格が必要というようなことも聞いたことがあります。

メニューの一番前に刀削麺の紹介写真がありました
メニューの一番前に刀削麺の紹介写真がありました

山西省では日常的に食べられ、スープに入れた「汁麺」よりも、タレで和えた「汁なし麺」として食べる場合が多いとか。

そそる店構え!

一昨日になりますが、郵便局に行った帰り、ちょうどお昼近かったので、ちょっとランチを食べて帰ろうか、寒いから温かいものを食べようかなどと頭を巡らせていたところ、赤いのぼりが目に入りました! そうだ!中華専門店「運城飯店」があるではないか!

のぼりが新しくなった⁈
のぼりが新しくなった⁈

地下鉄東豊線「元町駅」5番出口からすぐ近くにあり、お店の前には紹興酒の壺がたくさん並んてよく目立ちます。

たくさんの壺が飾っている独特な外観が目をひきます
たくさんの壺が飾っている独特な外観が目をひきます

赤いのぼりに書かれているように、「運城飯店」では中国山西省発祥刀削麺を提供しています。

家庭料理っていうのがいいですね!
家庭料理っていうのがいいですね!

家庭的な中国色いっぱいの店内

店内は家庭的な中国の雰囲気が漂います。家庭的な中華料理が期待できます!

右手の冷凍ショーケースには家庭でも食べられる惣菜があり、その隣には中国調味料なども販売されています
右手の冷凍ショーケースには家庭でも食べられる惣菜があり、その隣には中国調味料なども販売されています

中華料理店には赤に装飾が欠かせませんね
中華料理店には赤に装飾が欠かせませんね

このお店がすごい店だというのは、こちらの写真でわかります。

自慢の刀削麺は、いろいろな味で楽しめるようです。

窓に貼られた刀削麺の種類
窓に貼られた刀削麺の種類

刀削麺の料理はどんな感じかというと、こんな感じです。

ランチタイムのメニューも豊富です

夜はだいぶ前に数回訪れていますが、ランチタイムは初めてです。

ランチもメニューが豊富です。辛いメニューには唐辛子マークが付いています。そしてサラダや小鉢、杏仁豆腐も付いています(セルフサービスでコーヒーも飲めます)。

刀削麺のほかにもそそる中華料理がいろいろあります
刀削麺のほかにもそそる中華料理がいろいろあります

せっかくなので、私は24番の「スープ茄子刀削麺」にしました。

ちなみに「トマト玉子刀削麺」がちょっと違和感があるなーと思って調べたら、かつては肉が貴重だった時代は、肉の代わりに、乾燥した山西省でも栽培できるトマトを各家庭でタレに用いていたそうで、山西省出身者が故郷の味として連想する料理なんだとか。

こちらが、「スープ茄子刀削麺」。

ランチにはサラダと杏仁豆腐、奥にはもう一品お惣菜が付いています。角切りの豚肉とナスがたっぷりと赤い汁にトッピングされています
ランチにはサラダと杏仁豆腐、奥にはもう一品お惣菜が付いています。角切りの豚肉とナスがたっぷりと赤い汁にトッピングされています

麺がモチモチで美味。程よくスープや具に絡みます
麺がモチモチで美味。程よくスープや具に絡みます

チョー猫舌なので、最初はなかなか食べられない。

食べ進めるととても辛いんですが、慣れてくる(熱さにも辛さにも)と、肉の旨みと食感が残るナスのジューシーさが感じられてきて美味。しっかりと間食しました!

実は一日置いて、また辛いものが食べたくて、今日も再訪問!

今日は、前に気になっていた「ラータン」を選択。実は、カタカナ表記のせいか、違うものを想像していたのですが、運ばれてきて納得!

土鍋の中はグツグツ、フツフツと音を立てている赤い料理が! 中にはハクサイと豚バラ肉、黒キクラゲ、ネギがたっぷりと煮込まれていました。ほかにご飯とサラダ、スープ、小鉢、杏仁豆腐も
土鍋の中はグツグツ、フツフツと音を立てている赤い料理が! 中にはハクサイと豚バラ肉、黒キクラゲ、ネギがたっぷりと煮込まれていました。ほかにご飯とサラダ、スープ、小鉢、杏仁豆腐も

店員さんが注文の際に「辛いですよ」と言ってくれましたが、辛いことは辛いですが、熱くって熱くって。チョー猫舌なので、一口食べるまでに数分かかりました(おおげさですが…)。

辛いけど美味しくてご飯が進みます。

ラータン」。あとから考えたら、「サンラータン」のラータンだったか! 「酸辣湯」は酸っぱくて辛い料理ということはわかっていましたが、これが「酸」が取れたラータンだったー。

次回は久々に友達を誘って、夜に来よう!

食べ呑み放題(アルコール)120分で3000円(税別)って、魅力的ですね!

<運城飯店(ウンジョウハンテン)>

*住所:札幌市東区北24条東15-1-1 飯法師ビル 1F

*TEL:011-743-0605

*営業時間:11:00~14:00(LO13:30)17:00~22:00(LO21:30)

*定休日:月曜日

野菜ソムリエ上級プロ&フードツーリズムマイスター(札幌市)

札幌市在住。「野菜ソムリエ上級プロ」。ほかにも生産者のブランディングをする「青果物ブランディングマイスター」、地域の食をツーリズムに生かす「フードツーリズムマイスター」などの資格を有する。「簡単におうちで野菜たっぷりな料理をしよう!」をモットーに料理教室やワークショップなど食に関する話題提供や、野菜や果物を使った商品開発やメニュー開発、アグリツーリズム企画なども行っている。また、原田知世・大泉洋主演の映画『しあわせのパン』では、フードスタイリストとして映画作りに参加。著書:『北海道チーズ工房めぐり』『野菜ソムリエがおすすめする野菜のおいしいお店』など。

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