【日立市】久慈浜で「みつ団子」「たらし」が食べられるお店がある!? 人が集うあったかい場所
みつ団子と言えば大洗のご当地グルメと考える人が多いかと思いますが、日立市にもみつ団子を販売しているお店があるのはご存じでしょうか。実は久慈浜には、大洗のものとは焼き方が異なる「久慈浜焼き」のみつ団子があるのです。
国道245号を日立からひたちなか方面へ進み、日立おさかなセンター付近の交差点から住宅街へ入っていった場所にそのお店はあります。
お店の名前は「憩のサロン・縁~えん~」。週2日の営業ですが、久慈浜名産のみつ団子とたらしがとても美味しいと評判のお店です。
こぢんまりとしたお店の中には、観葉植物やこだわりある雑貨が置かれお洒落な雰囲気。みつだんごを注文してしばらくすると、丁寧に焼き上げられたお団子が。
トロリとした蜜ときな粉がかけられています。みつはくどくない上品な甘さで、お団子の塩味も感じられてとても美味しいですよ。1本50円という驚きの安さで、テイクアウトの場合にはお団子6本パック、10本パックも販売されています。
甘いお団子の後には、もう一つの久慈浜名産品である「久慈浜たらし」もいただくことに。オーナーによると、たらしには紅ショウガ、鰹節、天かす、ネギ、海苔を入れ込んでいるんだそう。
口に入れると醤油の香ばしい匂いがふんわりと鼻に抜けていきます。生地はもちもちで、たっぷりと入った5種類の具材がいいアクセントになっています。
大洗出身だというオーナーは、馴染みある「みつ団子」「たらし」の素朴な美味しさを伝えたいとの思いが以前からあったそうで、この地で久慈浜焼きのものを提供することにしたんだとか。以前は付近にも「みつだんご」や「たらし」を販売するお店がたくさんあったそうですが、今ではほとんど無いそうで貴重なお店となっています。
お店ではお団子やたらしの他、コーヒーやメロンソーダ、焼きそばなども販売。取材時にはお昼時だったこともあり、何人もの常連さんが見られました。オーナーを含めお店の方々はみな優しく温かく、まさに地域の憩いの場となっているようです。
カフェスペースの奥には畳敷きの駄菓子コーナーがあり、様々な種類の駄菓子があります。子供の頃に食べていたものから見たことのないものまであり、童心に帰ったようなワクワクした気持ちになりますよ。
駄菓子スペースは、夕方には学校から帰宅した子供たちが集まり賑やかな場となるそうです。
駐車場はお店の入り口前か、建物の斜め前にある砂利のスペースを利用しましょう。
自然と人が集う温かい場所「憩のサロン・縁~えん~」で、美味しいみつだんごとたらしを食べてみてはいかがでしょうか。
【店舗情報】
「憩のサロン・縁~えん~」
営業日:木曜日・土曜日
営業時間:10時~17時
住所:茨城県日立市久慈町4-7-13
電話:090-1131-4873