「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2023 beyond」が2023年11月23日まで開催中の六甲山。この連休にお出かけする方も多いかと思いますが、そんなアート鑑賞の合間にぜひ寄っていただきたい隠れ家カフェをご紹介します。記念碑台の近くにあるので、六甲ミーツ・アートの無料エリアをご紹介したこちらの記事と併せてお読みいただければ幸いです。

そのカフェがあるのは、公募大賞グランプリを受賞した作品「食事の風景（アーティスト名：五月女かおる）」がある兵庫県立六甲山ビジターセンター（記念碑台）からほど近い森の中。記念碑台バス停から六甲山小学校方面へ徒歩約5分のところです。車でも行けますが、少し道が分かりづらいので、こちらのマップをご参照ください。

細い道を進むと現れるこの建物が「THIRD PLACE ROKKO（サードプレイスロッコウ）」。2019年7月26日にオープンしたお店で、「六甲山の自然の中、ゆったりとした時間や、山ならではの遊びを楽しむ皆さんの居心地のいい場所になりたい。」との想いで名付けられました。

中に入ると居心地良さそうな空間が広がっています。

奥にも広くゆったりとしています。温かみのあるウッディなテーブルと椅子がいいですね。落ち着きます。

2023年10月28日には、薪ストーブ火入れ式が行われるそう。

「THIRD PLACE ROKKO（サードプレイスロッコウ）」で一番おすめの席がこちら。テラスにあるリクライニングチェア。

目の前には木々が。緑に包まれた空間でマイナスイオンたっぷり。ゆらゆら揺られながら空気を吸い込んでいるだけで幸せな気分に浸れます。ハンモックもありますよ！

こちらのソファーもおすすめ。

夜には焚火を見つめながらワイルドなあぶり焼きやBBQ、お酒を楽しめます。神戸の老舗精肉店から仕入れた塊肉を炭火で炙る大人なBBQは人気。（要予約、21:00まで）

平日（水曜定休）は11:00～16:00（L.O.15:30）、土日祝日　11:00～17:00（L.O.16:30）に提供されているのが「THIRD PLACE ROKKO（サードプレイスロッコウ）」の看板メニューであるホットサンド。魅力的なメニュー名のサンドが数種類あり、どれにしようか迷ってしまいます。

なお、こちらのお店は、席を確保してから、入り口にあるレジで先に精算するシステムです。出来上がったら席まで持ってきてくれます。

今回チョイスしたのは「自家製和牛コンビーフ」のホットサンドとブレンドコーヒーのアイス。（必ずワンドリンクの注文が必要）

コンビーフで使われているお肉は、神戸の老舗精肉店から仕入れた和牛。お店オリジナルのハーブ・スパイスを擦り込んで5日間塩漬けし、6日目に圧力鍋で加熱と、とても手の込んだ自家製のコンビーフです。

とろけるほどの柔らかさのコンビーフにとろとろのチーズが絡んでなんともいえない美味しさ。和牛の旨味がお口の中いっぱいに広がります。森の中でいただく、アツアツの「自家製和牛コンビーフ」はこれからの季節にもぴったりですね。

ピクルスとコーヒーも美味しかったです。

ホットサンドの他に、ケーキや自家製和牛コンビーフボウル（忙しくないとき限定）、アルコール類もあります。

六甲山の森の中にまるで隠れ家のように佇む「THIRD PLACE ROKKO（サードプレイスロッコウ）」。店内も屋外も、心地いい空間が広がり、ゆっくり腰掛けていると自然と気持ちがほぐれていくのを感じます。六甲ミーツ・アートのアート鑑賞の合間に、ゆったりとした時間が流れるカフェで一休みしてはいかがでしょう。