【渋谷・ネオ大衆酒場 高丸電氣】ネオ大衆酒場って何?な人ほど一度でネオカルチャーを体験できる超繁盛店
こんにちは、三茶散歩です。三軒茶屋近隣のヒトモノコトをいろいろお伝えしています。
さて今日は、今繁盛店に共通する要素として注目を集める「ネオ大衆酒場」。中でも渋谷にある「高丸電氣」が面白いと聞いて行ってきました。
まず最初に感じたのが「こんなに遠いとこだったのか」という感想。でも同時に「それでもヒトが集まるってすごいエネルギー!」でした。
そのエネルギーを象徴してるのが、外観から伺うことができるネオンサイン。令和における赤ちょうちんといえるのがこの眩しく輝くアイテムです。
ちなみに入り口は、写真に写っている階段を登った2階ですが、そこは扉が一つしかないにもかかわらず「あれ、この扉で合ってる?」と躊躇するくらい、引っかけ問題になっています(開けてよし)。
店内はこんな感じのテーブルが4つ。すべてカウンター席で、囲うように並んで座ります。
「駅遠の上、カウンター席のみ。にもかかわらず客で埋まるってすごい」とも感じました。
ファーストドリンクを頼む際、店員さんに教えてもらったのですが、このショーケースから店員さんに持ってきてもらうのと、自分で取りに行くスタイル2つあり、後者の場合は100円オフ。
「えー持ってきてくれないの?」なんて少しも思いません。ネオン照らす店内全体を見渡しながら近づき、店員しか入れない厨房裏に侵入してる背徳感、とっても不思議な気持ちにすらなるのです。
「店員が運ぶのが当たり前」なんて価値観をなくせば、選べる楽しさ体験の出来上がり。
こういう些細な違いが平成と令和の差を作る、まさにここにネオ感があると思いました。(ちなみに青島スタウトがこんなに美味しいとは思いもしませんでした。発見。)
この日はたまたま「氣」ネオンの真横に座りました。結論から言うとここ特等席だと思います。(眩しいとかも感じません)
高丸電氣のエネルギーを浴びながら飲食を楽める、なんだかとてもボルテージの上がる時間になります。
そして、まあ料理はとても手が込んでる。見ているだけでも楽しい。ただの大衆酒場とは異なるすてきな料理がありました。
例えばこの生春巻きは、大きいだけでなく、中にサンマのお刺身が巻かれていて「へー!意外」と楽しい。
生春巻き=サーモンorエビの印象ですが、ここにもまたヒト新しい価値観を体験。
ネオ大衆酒場といえば、ロゴやイラストをあしらったグラスが特徴。高丸電氣さんでもちゃんと出会えました。
外観のネオンから始まり、入り口扉、ファーストドリンクの工夫、カウンターのお店に、駅遠な立地に満席。不思議がいっぱい詰まった高丸電氣は、終始偶然の出会いがたくさんやってくる、幸せな居酒屋でした。
店舗情報
- 〒150-0011 東京都渋谷区東1-25-5
- フィルパーク渋谷東2階
- 09035029747
- LINEofficial予約ID @807fdepv