<ガンバ大阪>YBCルヴァンカップ準決勝 第1戦はホームで0−0。
横浜F・マリノスとのルヴァンカップ準決勝・第1戦、立ち上がりから積極的に攻勢に出たガンバだったが、相手GKの好セーブにも阻まれゴールにつなげられず。0-0で迎えた後半はやや足も止まり、相手に流れを持っていかれる時間帯も続いたがGK藤ヶ谷陽介を中心にしっかりと凌ぎ、かつ終盤は全員が力を振り絞って攻撃を仕掛けたがゴールが遠く。スコアレスドローで戦いを終え、アウェイでの第2戦に繋げた。試合後のG大阪監督、選手のコメントをお届けする。
●ガンバ大阪/長谷川健太監督
準決勝・ファーストレグ、直近のJ1リーグで退場者を出して、今日出場した選手のうちの何人かは10人でハードなゲームを90分やったあとだったので、コンディション的にはきつい選手がいたと思いますが、そういう中でも、選手は勝利を目指し、アグレッシブに戦ってくれた。終盤、若干疲れが出て、苦しい時間帯もありましたが、そういう中でもなんとかサポーターのいるスタンドにゴールを決めようと頑張って、選手はよくやってくれた。ファーストレグは0−0という結果でしたが、最低限の結果は得られた。残り90分、もしくはプラスアルファあるかもしれませんが、みんなで力をあわせてなんとか決勝戦に行けるように日曜日の試合もしっかり戦いたい。
ー遠藤保仁選手をベンチから、長沢駿選手を先発から外した理由は?
2戦を通して勝つためです。ケガとかではないです。
ーセカンドレグを見据えて温存した選手もいた中では引き分けは悪くない結果だと思いますが、監督はどう評価しますか。
最低限の結果だと思いますが、ホームで勝利をということで、アウェイゴールをとられてもいいから行け、という話をミーティングでしていたので、そういう意味では前半から非常にアグレッシブに戦って、中盤から終盤にかけては若干落ちましたが本当に気持ちを出してやってくれたんじゃないかと思います。ただゴールが奪えなかったことは次に向けての課題だと思いますし、途中から出た選手がもっともっと戦ってほしいという選手もいましたので、死力を尽くして次の日曜日は戦っていきたいと思っています。
●MF今野泰幸
(アウェイゴールは気にしながも積極的に試合に入りましたね)このあいだの浦和戦でやられっぱなしで前半からやられてしまったので、監督の指示も前半から迫力出して、スイッチ入れて仕掛けていこうという話があったので、そこに全員がトライをしていたし、間を通されたシーンもあったり、ミスでボールを奪われたこともあったけど、でも、いい形でとれてチャンスにつなげられたシーンもあったので。ただ90分を通して続けられなかったのが残念。決して悪くなかったとはいえ、後半にはいってからも途中くらいまではかなり繋がれたし、マイボールにもできないし苦しい時間帯もありましたしね。(こっちの足も少し止まりましたね)そうですね。でもそこで失点するのではなくて最後ちょっとの時間でしたけど、巻き返してチャンスは作れたので、それはよかったと思います。ただ、理想は前半のようなサッカーを90分間続けられるようになりたいです。(セカンドレグに向けてという意味では前半という収穫もあったし、点を取れば勝てる)とにかく勝てばいいわけですから。もちろん、点を取って引き分けでもありですけど、でもとにかく勝つことを目指してやりたいです。(直近の浦和戦での敗戦から、チームにとっても大事な試合だった。プラスに考えられる試合になった?)まだまだチームということで考えても、個人のパフォーマンスということを考えてもまだまだ危機感は強いので、最後、残りシーズンでしっかり巻き返したいという気持ちは強いです。
●MF倉田秋
アウェイゴールをとられなかったのは最低限という感じで…みんな浦和の悔しさを出して戦おうと、前半からアグレッシブに戦えた。その中で、僕にチャンスもたくさんあったし、そこで仕留められていたら勝てた試合だったと思うので…もったいないことをしたなという感じですね。あれだけ、特に前半はボールを持ちながらチャンスがあった中で0というのは…あそこで仕留めておかないといけなかったなというのは終わってから一番強く感じているところです。(アウェイゴールをとられないというより、ゴールを目指して勝ちに行くという意識のほうが強かった?)こっちからアグレッシブに、前からどんどんいって、最後、ちょっとみんなバテたところはありましたけど、気持ちを前面に出したサッカーはできたと思う。言っても、まだ半分終わっただけなので、アウェイでもしっかりこういう戦いをして、しっかり勝って、決勝にいきたい。(第2戦に向けてのプラス材料をあげるなら積極的にいけたというところ?)そうですね。最近はあまりこういうサッカーができていなかったので、勝てれば一番よかったんですけど、少なからず、それがホームでできたのはよかったです。