【富士宮市】県外で見つけたシマダヤの『富士宮焼きそば』実食レポート!
県外のスーパーで見つけた『富士宮焼きそば』。2食入りでキャベツ、豚肉以外は全部揃った状態で約300円ほどでした。
販売元は東京都のシマダヤ株式会社さん。富士宮やきそば学会承認という事で、生粋の富士宮人の私が実食してみたいと思います(笑)!
開封する前に、作り方を確認します。ふむふむ…富士宮焼きそばを作るときの手順と同じですね。
中に入っているのは、『麺』、『肉天かす』、『特製ソース』、『だし粉』です。
おすすめ具材に『キャベツ(50g)』と『豚肉(30g)』とありますので、記載通りに準備しました。
まずはフライパンに油5mlを入れて、豚肉、キャベツ、肉天かすを炒めます。
フライパンに入れてみると、見慣れた肉かすではなくどちらかと言ったら天かす寄りな肉天かすにちょっと違和感…肉かすは冷蔵ものですが、この肉天かすは乾きものです。表記が肉かすではなく肉天かすにしているのには、理由がありました。
ある程度火が通ったら麺を投入、水を入れてほぐしながら炒めます。麺の色は富士宮焼きそばと同じ感じですが、薄い平麺ぽい感じです。
全体的に炒めてから、特製ソースをかけて混ぜ合わせ、皿に移したらだし粉をかけて出来上がりです。
作り方も、お皿に盛った感じも『富士宮やきそば』ですね!
そして実食です。
まずはだし粉。富士宮焼きそばのだし粉はいわしの削り粉に青海苔を混ぜたもので、原材料を見る限りだと同じ材料を使っているようですが、ちょっと魚臭さが感じられるような気がします。このだし粉のおかげで旨味が増しているような、でも富士宮焼きそばの味から少し離れたような…私は一袋全部かけてしまいましたが、微妙に調整することで、好みの味が再現できそうです。
麺はもっちり感があり、コシもあります。見た目が平麺なので何となく違和感はありますが、食感も歯ごたえも富士宮焼きそばを再現しています。
特製ソースは甘めのさらっとしたウスターソースで、麺と良く絡みます。
肉天かすが、富士宮人としてはちょっと物足りなさを感じました。富士宮焼きそばに使われている肉かすは豚の脂からラードを絞った後に残ったもので、一緒に調理すると豚肉の風味とコクが染み出るという秘密兵器(笑)。豚肉を用意する際、脂身が多めのバラ肉にすると良いかも!
どこにいても手に入れられて、手軽に味わえるシマダヤ株式会社の『富士宮やきそば』はありがたい存在です。
シマダヤさんの『富士宮焼きそば』見つけたら、富士宮人として吟味してみてはいかがでしょうか?