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ハズレのかぼちゃを買わない選び方!たった3つのコツを八百屋が伝授します

青髪のテツ八百屋歴14年|野菜のプロ

こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。

突然ですがみなさん、かぼちゃを選ぶときにどこをみていますか?

「なんとなく綺麗そうなのを選んでいるよ」という方が多いのではないでしょうか。

かぼちゃは傷んでいないものを選んでも、甘味が少なくてあまりおいしくないなあと感じたことがある方も多いと思います。

おいしいかぼちゃを選ぶためには、かぼちゃの鮮度だけではなく、熟度もチェックする必要があるんです。

そこで今回は「おいしいかぼちゃの選び方」を紹介していきます。

まるごとかぼちゃの選び方

まるごと1玉のかぼちゃを買うときの、選び方のコツは3つです。

・皮の一部が濃いオレンジ色

・ヘタが乾燥しコルク質になっている

・ずっしり重い

1つずつ簡単に説明していきますね。

まるごとかぼちゃの選び方①皮の色をチェック

かぼちゃを選ぶときはまず「皮の色」に注目しましょう。

皮が濃い緑色で変色している部分が濃いオレンジ色のモノを選びましょう。

変色した部分は地面と設置していて日が当たらなかった部分なんです。

生産者の方がこまめに天地変えをしていると色ムラはでにくいですが、日が当たらなかった面は中の果肉と近い色をしているので、そこが濃いオレンジのモノを選ぶと中身が完熟している可能性が高いんです。

まるごとかぼちゃの選び方②ヘタの状態をチェック

次にかぼちゃの「ヘタ」に注目しましょう。

かぼちゃは適切なタイミングよりも早く収穫してしまうと、水っぽくて甘味の少ない個体になってしまうんです。

また、その後2〜3週間以上キュアリングと呼ばれる追熟のような期間が必要になります。

ヘタが乾燥し、ひびの入ったコルクのようになっているかぼちゃはしっかりキュアリングされた完熟の証です。

かぼちゃの場合はヘタの切り口がみずみずしいものではなく、しっかり乾燥しているものを選ぶと良いですよ。

まるごとかぼちゃの選び方③ずっしり重たい

最後にかぼちゃの「重さ」に注目しましょう。

レタスは軽い方が食感がよくておいしいという選び方がありますが、かぼちゃの場合はずっしりと重たいものを選んだ方がおいしい個体が多いです。

単純にお得感もありますし、売り場のかぼちゃを持ち比べてより重たいものを選ぶと良いですよ。

「八百屋が教える本当にうまいかぼちゃの選び方」という記事で、カットかぼちゃの選び方も紹介しているので、気になる方はそちらも読んでみてくださいね。

まるごとかぼちゃの選び方まとめ

今回は「おいしいかぼちゃの選び方」を紹介しました。

ぜひ今回の記事を参考にしてかぼちゃをたくさん食べて頂けると嬉しいです。

他にも「かぼちゃを圧倒的に長持ちさせる裏技」という記事も買いているので、気になる方はそちらも読んでみてくださいね。

八百屋歴14年|野菜のプロ

八百屋歴14年|野菜や果物の選び方、保存方法、食べ方、豆知識など発信|Xのフォロワー数は70万人超|野菜の本を5冊出版|ブログ『やさいのトリセツ』を運営

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