【さいたま新都心を自動運転バスが走る】「自動運転サービス」実証実験が実施(さいたま市大宮区)
2021年4月25日(日)より、さいたま新都心周辺の公道にて「自動運転サービス」の実証実験が開始されました。
4月28日(水)までの4日間、自動運転バスがさいたま新都心バスターミナルからさいたま新都心駅、大宮区役所の間を走ります。
今回の自動運転サービスの実証実験は、東京大学空間情報科学研究センターが主体となり、国土交通省関東地方整備局やさいたま市、民間企業の協力のもと、実施されています。
自動運転サービスの実施に使用される車両はマクニカ社の「NAVYA ARMA」。最大15人乗りの自動運転バスで、羽田イノベーションシティに導入されている他、茨城県境町ではすでに定常運行として導入されています。
今回、より交通量の多い公道での実証実験とのことで、さいたま新都心での実験が行われています。説明の後、最初の走行ではさいたま市長が試乗され、大宮区役所に向かって走行して行きました。
近未来を感じさせる車体で、パッと見ではどちらが前なのかわからないデザインになっています。最大15人まで乗れますが、今回の実験ではオペレーター含め最大6人までの乗車可能ということで、かなり社内は広々と感じられます。また窓も大きいため、社内から外の景色がとてもよく見えそうでした。
現時点では実証実験段階で正式導入については決まっていないとのこと。ただ将来的にはさいたま市民の足としての活用を色々想定されているとのことで楽しみです。
実施期間は2021年4月25日(日)から4月28日(水)の4日間、時間は9時から14時まで実施されるとのこと。実証実験の期間中、さいたま新都心と大宮区役所の区間、旧中山道を走行するため、渋滞することなどが予想されます。走行される方はご注意ください。
また、一般向けの試乗も受け付けられておりましたが、すでに満席となっております。
将来さいたま新都心を自動運転バスが走るようになったらどんなに便利になるか想像しながら、街を走る自動運転バスを見つけてみてください。
(参照)『さいたま市/(令和3年4月21日記者発表)さいたま新都心駅周辺の公道上において「自動運転サービス」実証実験が実施されます』