「独学」がうまくいく人といかない人の3つの違いとは?
今年こそは語学を身につけよう!資格をとろう!新しい趣味を始めよう!とやる気に満ちている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
何かを学ぶにあたっては、独学で始めるか、誰かに教えてもらうか(教室に通ったり通信講座を受けるなど)の二択があります。
独学であれば、お金も教室に通う時間も節約できますが、最後まで一人で学び、しっかりと身につけるのは難しい面もあります。
独学が上手くいく人といかない人との間には、どのような違いがあるのでしょうか?
人(先生)から教えてもらうメリットは?
まずは、教室に通ったり、指導者に教えてもらうことのメリットを、大きく3つに分けて考えてみます。
1.やる気を継続できる
独学の大きなデメリットの一つが、やる気が続かない、ということ。
どんな人でも、最初のうちは気持ちも盛り上がっているので頑張れますが、そのうち仕事が忙しくなってきたり、体調を崩したり、子どもが熱を出したり…と様々なことに対処しているうちに、すっかりやる気が失われてしまいがち。
そんな時、せっかく月謝払ってるし…と教室へ行き、同じことを学んでいる仲間の顔を見たり、久々にレッスンを受けたりすることで、再度モチベーションが上がり、学びを継続することができます。
2.自分の現在地を客観的に判断してもらえる
何かを身につけようとするときには、今の自分の状態やレベルを知ることが欠かせません。
何ができて何ができないのか、そこを見極めることでどういう教材が必要なのか、どういう練習をするべきなのかを正しく判断できます。
完全な初心者であれば0から学べばいいですが、少しできるようになってきた頃、自分がまだ初心者レベルなのか、中級レベルへ進んでいい頃なのか、実はけっこうできているのか、など、先生がいれば客観的に判断してもらえます。
3.今の自分に必要なモノ・やるべきコトを教えてもらえる
自分の現在地が分かったら、そのレベルに合った練習メニューや教材、やるべきことを見極める必要があります。
指導経験が豊富な先生であれば、その都度レベルに合わせた内容、さらにはその人個人に合った内容を薦めてくれるはずです。
独学ができる人とは?
上記3つは、人から教えてもらうことのメリットですが、逆に言えば、独学で身につけるのが上手な人というのは、これらを自分で行える人、ということになります。
◆目的意識がかなり明確。あるいはSNSをつかって同じことを学ぶ仲間と交流したり報告しあうなどしてモチベーションを維持できる。
◆定期的に外部のテストを受けたり、上手にできる友人に見てもらうなどして、自分のレベルを客観的に測る機会を意識的につくる。
◆その上で、今の自分のレベルに必要なコトや、やるべき練習などを自分でリサーチし、少しずつレベルアップする。
独学で学べる人というのは、これらを自分で行うことで、最後(目的地)までやりきることができます。
今は、動画教材やSNSを活用することで、かなり独学がやりやすくなっています。以前は挫折してしまったものであっても、今ならできるかもしれません。
2024年もまだ始まったばかり。
何か身につけたいことや学びたいことがあるけど、お金はあまりかけたくない、教室に通う時間が取れない…など、独学で学んでみようと思うものがある方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考になさってみてください。