【災害対策】水道水は「冷蔵庫で10日ほど保存可能!」警視庁情報に料理人が補足解説
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、地震の影響は大丈夫でしたか?8月8日に宮崎県で震度6弱、9日に神奈川県で震度5弱の地震が発生しました。また、気象庁は8日に「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表した。
このニュースを受け、一部のネットユーザーの間で、お水などの「買い占め」行為が話題になり、X(旧Twitter)で「買い占め」というワードがトレンド入りしました。これを見て、私は何か皆さんに役立てそうな「食」に関する情報はないかと調べました。そして、見つけたのが「水の保存方法」です。
「水」は我々が生きる上で欠かせないものです。災害時に市販のペットボトルのお水を備えとくのはもちろんですが、やはり、数に限界があります。
この問題の解決策として、ネット上では2020年に警視庁が投稿した【水道水、意外と保存が可能です】という情報が再び注目を集めています。
どんな内容かというと…
水道水は「冷蔵庫で10日ほど保存可能!」
警視庁の情報によると…
意外かもしれませんが、水道水は正しい保存方法を守れば、災害時に役立つ貴重な備蓄となります。特に、冷蔵庫で保存することで10日間ほど「飲用」に適した状態を保てるため、非常時の飲み水として安心です。
しかし、水道水の保存には「いくつかの注意点」があります。この注意点を守らないと、保存した水が安全に飲用できなくなる可能性があります。
そこで、料理人の私が「衛生の観点」で詳しく解説したいと思います。今から話す3つの注意点をしっかりと押さえることで、保存した水を安心して使用することができますので、ぜひ真似してください。
①清潔な容器に入れる
「お茶」や「ジュース」が入っていたペットボトルに水を入れるのは避けてください。匂いが移りやすい上に、ジュースなどに含まれる「糖分」が容器に残っている可能性があり、雑菌が繁殖する恐れがあります。
どうしても、お茶やジュースなどペットボトルしかない方は、使用前にしっかりと洗浄し、その後、十分に乾燥させてください。こうすることで、雑菌の繁殖リスクを軽減できます!
②ドアポケットでなく、棚に置いて保存
お水を清潔な容器に入れたら、ドアポケットでなく、棚に置いて保存するようにしてください。1番好ましいのは「棚の奥」です。
棚の奥で保存する理由は…「温度変化」です!
実は、ドアポケットは冷蔵庫の中で最も温度変化にさらされやすい場所です。開け閉めする際に、外気が直接当たりやすく、内部の温度が不安定になりがちです。そのため、水を保存するには適していません。棚の奥は、冷蔵庫内で最も温度が安定している場所なので、保存した水の品質を長く保つためには最適です。ぜひ、棚の奥での保存を心がけてください。
③コップに注いでから飲む
飲む際は絶対に直接口をつけず、必ずコップに注いでから飲むようにしてください。直接口をつけると、唾液がボトル内に入り込み、雑菌が繁殖しやすくなります。
また、飲み残しがあった場合も、コップで注いだ水は再度ボトルに戻さずに廃棄してください!
「飲む分だけ注ぐこと!」、「一気に注がないこと!」がとても重要です。
まとめ
私は常に実用的で役立つ情報をお届けすることを大切にしています。
特に今回は、災害時に備えるための重要な内容で、たくさんの方々に届いてほしいと思っています。普段はあまりお願いしないのですが、もしよければ『X』などでこの記事をシェアしていただけると嬉しいです。
皆さんの協力が、多くの人々の役に立つことを願っています。