【料理人解説】大根をスーパーで買うときに美味しいものを見分けるコツとは?
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「大根」は好きですか?
なぜ今時期の12月に大根の話をするかというと、大根が最もおいしい旬の季節だからです!寒さが増すこの時期、大根は甘みが増し、みずみずしさも抜群。煮物やおでん、お鍋には欠かせない存在です。
しかし、スーパーで並んでいる大根を見て、『どれを選べば良いのかわからない…』と思ったことはありませんか?
そこで今回は、料理人の私が「美味しい大根」を見分けるためのコツをお伝えします!
大根が好きな方はぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- 表面にハリがあるもの
- ヒゲ根がまっすぐなもの
- カット大根の選び方
- まとめ
表面にハリがあるもの
まず、1つ目が「表面にハリがある」です。
これは大根を実際に手で触ってみて、表面が滑らかでピンと張った状態かどうかを確認すると分かりやすいです。
ハリがある大根はみずみずしく、鮮度が高い証拠!
逆に、しわが寄っていたり、触ったときに柔らかさを感じるものは、水分が抜けて鮮度が落ちている可能性があります。
ヒゲ根がまっすぐなもの
そして、2つ目が「ヒゲ根がまっすぐ」です。
これは意外と知らない方が多いのですが、おいしい大根を選ぶ上で大事なポイントです。
大根の下部に生えているヒゲ根がまっすぐ整っているものは、土の中でしっかりと育った証拠です。こうした大根は栄養が行き渡り、均等に育っているため、食感がよく、味にもばらつきがありません。
また、ヒゲ根の位置がバラバラで不揃いな大根は、まっすぐ整った大根に比べて辛みが強い傾向があります。
カット大根の選び方
最後に「カット大根の選び方」をお教えしたいと思います。
スーパーで売られているカット大根の多くは「上部」「中部」「下部」のいずれかに分かれています。それぞれ特徴があり、用途に合わせて選ぶのがポイントです。
上部:水分が多くて甘い|サラダや甘い大根おろしに◎
下部:水分が少なくて辛い|漬け物や辛い大根おろしに◎
中部:甘みと辛みのバランスが良い|煮物やおでんに◎
また、カット大根を選ぶ際は、切り口をよく観察しましょう。断面がみずみずしく、白く輝いているものを選ぶのが鮮度の見極めポイントです。乾燥していたり、変色しているものは避けてくださいね!
まとめ
- 表面にハリがある大根はみずみずしく、鮮度が高い証拠
- ヒゲ根の位置がバラバラで不揃いな大根は、まっすぐ整った大根に比べて辛みが強い
- カット大根は用途に合わせて選ぶと良い
- カット大根を選ぶ際は、切り口をよく観察する