ANAの上級会員ステータスやSFC（スーパーフライヤーズカード）を取得するためには、プレミアムポイントを貯める必要があります。このプレミアムポイントはANAの飛行機への搭乗で貯めることができます。

上級会員になると

• ANAラウンジの利用
• 優先搭乗
• 手荷物の優先
• 国際線特典航空券優遇
• スターアライアンスゴールドステータス

といった特典を受けることができます。上級会員になるためにプレミアムポイントを貯めるという、いわゆる「修行」を行う人もいらっしゃいます。

SFC修行とは何か？

そんなANAの上級会員ステータスについてですが、最も人気があるのがSFC修行ではないかと思います。SFC修行というのはANAのクレジットカードであるスーパーフライヤーズカードを取得するために飛行機に乗るということを指します。

SFC（スーパーフライヤーズカード）を取得すると通常は1年ごとにリセットされるANAの上級会員ステータスがカードを保有している限りは永年有効になるのです。

このSFCを取得するにはANAの上級会員ステータスの「プラチナ」を取得してプラチナステータスの間に申し込みをする必要があります。このプラチナの資格を取得するために飛行機乗ることをSFC修行というわけです。

ANAのプラチナステータスを取得するには1年間（1月～12月）に50000PP（プレミアムポイント）を貯めればOKです。

SFC修行の詳細を語ると長くなりすぎるのでSFC修行について細かく知りたい方は「 SFC修行はやる価値ある？SFC取得による特典とコストを計算 ANAの永年上級会員カード 」などを参考にしてください。

2022年の国内線ボーナスプレミアムポイントキャンペーン

ANAおよびANAグループ運航国内線のご搭乗1区間につき、ボーナスプレミアムポイント1,000ポイントを積算いたします。

• 期間：2022年4月25日（月）から2022年7月31日（日）まで
• 対象路線：ANAおよびANAグループ運航の国内線全路線
• 対象運賃：マイル積算率75％以上の国内線運賃

キャンペーン公式ホームページ

こんなキャンペーンです。常に+1000PPが加算されるようになっているので、長距離でプレミアムクラスを使ってガツンと稼ぐというプランではなく、スーパーバリューのような料金が安い航空券で回数をこなしていくという方法が使えそうです。

回数を増やしてチャレンジするとよいかもしれません。

• 単価の安い路線で回数修行をする
• バリュートランジットを利用して短期間で稼ぐ

といった方法がありそう。

75％積算率のプラン

ANA SUPER VALUE、ANA VALUE TRANSIT、株主優待運賃、いっしょにマイル割（同行者）も75%積算率の対象プランなのでかなり格安なプランでも大丈夫ですね。

注意したいのはANA SUPER VALUE SALEは50%積算率なので+1000PPの対象外になるという点ですかね。ツアー関連の個人包括旅行運賃も同じく50％積算率で対象外になります。

単価の安い路線で回数修行をする

距離の短い路線。たとえば、私の住む福岡なら福岡-宮崎のような路線がありますね。航空券代が7000円位でとれますが、通常のPPに+1000PされればPP単価は6円くらいに抑えることができます。回数は必要になりますが、これを繰り返すという方法があります。

バリュートランジットを活用して+1000P/回の恩恵を受ける

バリュートランジット（乗り継ぎ）は特定の路線において経由をすることができるものです。たとえば「福岡→沖縄（那覇）→宮古」といった具合です。この場合1回の支払いで2つの飛行機に乗ることができます。

東京からだと直行便が多いのであまり選択肢は多くありませんが、地方空港発だとたくさん選択肢があったりします。このいいところは1往復するだけで通常のPP+4000PPが貯まるので少ない回数で貯めやすいというメリットがあります。

そこそこハードルは高いけど、一度取得すれば永年ANAの上級会員として様々な特典を受けられるスーパーフライヤーズカード。今回のようなキャンペーンをうまく活用してSFC修行を安く終えたいものですね。

プレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジ2022との併用も

ちなみに2022年のANAではプレミアムステータス獲得チャレンジ2022も実施中です。こちらは、ANAのステータスをPPだけでなく、そのほかのANAサービス利用によって条件を緩和するというものです。

例えば、ANAプラチナサービスは、本来PPのみですと50000PPの獲得が必要ですが、本キャンペーンを利用すると30000PPで済むというものです。

その代わりにANAのサービスを7サービス利用＋年間400万円以上のANAカードかANAPay決済が必要になります。2021年は600万だったので少し緩くはなりましたが、400万決済というのは普通だとかなり厳しいかなという印象。

年間400万円のクレジット決済をする予定があるという人は併用してみるのもアリかもしれません。