インテリアコーディネーターから教わった統一感のある壁紙(クロス)の選び方
新築マンションを購入した我が家は、オプションで自由に壁紙を選べました。
壁紙は部屋の大部分を占めるので、インテリア成功のカギを握る重要な要素。
普段、壁紙なんて意識して生活したことがなかった私は、選び方がわからず悩みました。
そんな時、担当インテリアコーディネーターから
「これだけは守って!」
と、教わったルールがひとつあります。
それは、『クロスの種類・質感を統一すること』。
このルールを知らなかった我が家は、とんでもない失敗をするところでした。
詳しく解説していきますね。
壁紙の質感は3パターンある
まずは壁紙の種類について説明します。
壁紙の質感はザックリと
- 石調
- 織物(布)調
- 木目調
の3パターンに分けられます。
石調の壁紙
その名のとおり、石っぽい質感のクロスを指します。
例:タイル・レンガ・コンクリート・漆喰など
石調を使うと、クールでスタイリッシュな空間になります。
布(織物)調の壁紙
布っぽい質感のクロスのことです。
織物調と呼ばれることもあります。
例:ニット調・デニム調など
布調の壁紙を使うと、温かみのある空間になります。
木目調の壁紙
木の質感のあるクロスの事を指します。
木目を使うと、温かみがあり落ち着いた空間になります。
天井やアクセントクロスに使用している人が多いですよね。
ひとつの空間は、同じ質感で統一する
統一感のある空間を作るためには、同じ空間は同じ質感の壁紙で統一するというのが重要なポイント。
たとえば、リビングのメインクロスを石調にする場合は、天井やアクセントクロスも同じ石調を選びます。
同じように、アクセントクロスを布調にする場合は、布調のメイン・天井クロスを選びます。
ちなみに、木目調は石でも布でも相性バッチリな万能選手。
石でも布でも、問題なく組み合わせることができます。
別の質感を混在させると…
ちなみに石と布を混在させると、こんなイメージに。
ちがう質感の壁紙が混在すると、違和感を感じませんか?
固い質感の石調と、柔らかい質感の布調は相反する素材感。
チグハグな印象になってしまいます。
この鉄則を知らなかった我が家は、危うく石調と布調を混在させるところでした。
そうは言うものの、実は最初は「そう?別に悪くなさそうだけど?」と思っていました。
けれど、質感の見分けがつくようになった今は、この画像を見ると落ち着かない気分になります…。
ちなみに質感の種類は、メーカーのカタログに記載されている場合も。
最初はよくわからなくても、だんだん見分けがつくようになってきますよ。
エコカラットの施工予定がある場合は
ちなみに、エコカラットを入れる予定がある空間は、迷わず石調で統一を!
エコカラットはタイルなので、石の素材そのもの。
ですので、石調の壁紙とは相性バツグンです。
エコカラットを入れる場所は、あらかじめ石調にしておきましょう。
将来的にエコカラットにするかもしれない場所は、石調で統一しておくのがオススメです。
壁紙で統一感のある空間演出を
『石は石!布は布!質感をそろえる』
ちょっとしたことですが、お部屋の印象を左右する大事なポイントです。
この合言葉を胸に壁紙選びを進めた結果、我が家は失敗のない空間づくりができました。
教えてくれたインテリアコーディネーターさんには感謝です。
壁紙はメーカーも種類も豊富で、まさに沼。
サンプルを取り寄せたり、ショールームで実物を確認するのもオススメです。
壁紙選びを成功させて、お気に入りの空間を作りましょう!