更年期以降は「血圧が高くなりやすい」?-更年期の特徴からわかりやすく解説!
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おがちゃん先生です。
今回は「更年期」と「高血圧」の関係を解説していきます。
今回の目次
- 更年期とは?
- 更年期による体の変化
- 更年期以降は「高血圧」に注意?
- 血圧が高くて何が悪い?
- 血圧の管理にはここを気をつけよう
【1】更年期とは?
更年期とは、閉経を挟んだ前後の約5年間(計約10年間)のことを指します。
個人差はありますが、閉経の平均が50.5歳なので、だいたい45〜55歳頃が更年期の目安です。
【2】更年期による体の変化
更年期では、卵巣の機能が徐々に低下し、女性ホルモン(エストロゲン)が減少します。
女性ホルモンが減少することで、次のような変化が起こりやすくなります。
- LDL(悪玉)コレステロールの増加
- 動脈硬化が進む
- 尿酸値が高くなる
- しわができやすく、たるみやすくなる
- 内臓脂肪が増えやすい
- 血圧が高くなりやすいなど
【3】更年期以降は「高血圧」に注意?
更年期以降は、動脈硬化が進みやすくなるため、いわゆる「血管がガチガチ」になりやすいです。
このような状態だと血管の抵抗が強くなるため、血圧が高くなりやすいです。
そのため、女性ホルモンが減少しやすい更年期以降では、高血圧に注意することが大切です。
また、加えて下のようなことがあるとより血圧が高くなりやすいです。
- 喫煙習慣がある
- お酒をたくさん飲む
- 濃い味を好む
- 肥満である
- ストレスを感じやすいなど
【4】血圧が高くて何が悪い?
血圧が高くても特別な自覚症状はありませんが、長期的に持続すると、心臓や腎臓など、様々な臓器に悪影響を与えます。
また、血管に負担がかかり、ボロボロになりやすいです。
動脈硬化が進むと血圧が高くなりやすいですが、血圧が高くても、動脈硬化を進行させてしまいます。
【5】血圧の管理にはここを気をつけよう
血圧は、食事だけではなく、排便・ストレス・気温などによっても変動します。
そのなかで血圧が高くなりすぎたり、大きな変動が起こらないために、下のようなことを意識することがおすすめです。
- 塩分を摂り過ぎない
- 禁煙…ニコチンの作用により血圧が高くなる
- 食物繊維をしっかり摂る…便秘の解消に良い。便秘により排便の際に強く力むと、血圧が急に高くなる
- 急な温度の変化に注意…入浴後などで急に体が冷えると血圧が急に高くなる
- お酒を飲み過ぎない
- ストレス解消など
これからの時期(執筆日2024/10/8)は寒くなりますので、脱衣所を温めたりして、急な温度の変化が起こらないように工夫をしていくと良いでしょう。
今回の内容は下の動画でも解説しておりますので、ぜひご覧ください!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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