【明石市】地元に愛され15年!母娘が作り続ける日替わりランチの魅力とは?
こんにちは!明石に魅了され3年前に移住してきたゆっきーです。
「自炊する気力は無いけど、栄養は取りたい」
「毎日暑い・・元気になるご飯が食べたい」
そんな時はありませんか?
本日は、初来店時にその美味しさと温もりに感激して以来ずっと通い続けている朝霧の「まんま食堂」をご紹介します。
・Instagramアカウント:こちら(外部リンクへ)
以下のような方におすすめです!
- 栄養バランスも取れた美味しいランチが食べたい
- お家のようにリラックスできるお店が好き
- とにかく元気やパワーをつけたい
魅力を伝えたいと意気込み過ぎてやや長編ですが、特に注目すべき日替わりメニューも紹介しているので最後までご覧いただけると嬉しいです。
朝霧の住宅街にたたずむ食堂
「まんま食堂」は朝霧の住宅街に位置しており、ミントグリーン色が可愛らしい素敵な外観です。
山陽電鉄「大蔵谷駅」から徒歩15分、や「明石高校前」からも徒歩圏内。
専用駐車場はありませんが、店舗前にコインパーキングがあります。
毎日賑わう平日昼限定のごはん屋さん
「まんま」=お母さんのごはんをそのまんま、という名の通り、地域のママさん達が協力し合い平日お昼限定でランチやテイクアウト用のお弁当を提供しています。
野菜は無農薬栽培を行う「渋谷農園」からメインで仕入れ、旬のものを使うことで栄養価の高い美味しい料理を作っています。
1階は全20席、お子様連れの方向けの2階お座敷は最大12名(4名テーブル×3つ)入ることができます。
店内はスタッフの元気な声や、常連の方同士の言葉が飛び交う明るい雰囲気。
その空間に身を置くだけでなんだか元気をもらえる、不思議なパワーを感じるお店です。
1人でも複数名でも気軽に立ち寄れる、地元民の拠り所的な存在となっています。
今日は何のメニュー?毎日楽しい日替わりランチ
ランチメニューは「日替わりランチ」と「オムライスランチ」の2種類から選択可能。
多くの方は「日替わりランチ」をオーダーしますが、オムライスはお子様に人気です。
オープンしてから15年間、状況に応じ様々スタイルは変えながらも「毎日食べても飽きない美味しいご飯を提供したい」という想いを貫き、日替わりランチを作り続けてきました。
現在は毎月以下メニューを繰り返しているので「今日は何かな?」と来店前にチェックするのも楽しいでしょう。
お気に入りメニューの日をめがけて来店する常連の方も。
※日替わりメニューはInstagram投稿からも確認可能:こちら(外部リンクへ)
満足度が高すぎる!日替わりランチメニュー
お店を訪れるとドアの右側に「本日の日替わり・副菜」のメニューが看板で出ています。
・メインメニュー + 副菜4品 + ご飯&お味噌汁で1,000円!
日替わりランチはメインメニューに加え、副菜が4品・ご飯・お味噌汁のセット。
税込1,000円でこのボリュームと美味しさ、満足度が高すぎます。
取材に伺った日のメインメニューは「春巻き」。
副菜4品は「まるごとピーマンのあげびたし」「こんにゃくステーキ」「冷やしきつねそうめん」「マーボー豆腐」と豪華なラインナップ。
驚きの春巻き!手間をかけるからこそ実現できる美味しさ
春巻きといえば茶色い皮で包まれたあの料理を想像していましたが、出てくるなりその色や形に驚きました。
「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤を繰り返してたどり着いた「まんま食堂」オリジナルの春巻きのようです。
春巻きの皮で包んだ後に天ぷら粉にくぐらせてから揚げることで、香ばしいサクサク感が実現しています。
春巻きのパリッと感だけではなく、天ぷらのようなサクサク感も合流。
そんな衣の内側には、ミンチ肉・ニラ・モヤシ・キクラゲなど旨みがギュッと凝縮された具がぎっしりと詰まっています。
初めての春巻きに一口目から悶絶。
味が沁みたクタクタのニラやモヤシと、歯応えのある大ぶりのキクラゲのコラボが最高です。
細かすぎるひき肉ではなく、ミンチ肉なので食べ応えもばっちり!
お隣の方もあまりの美味しさに「うぅ〜ん」と唸りながら味わっているご様子。
毎月5日と15日の「春巻きの日」は要チェックです。
元気になる嬉しい副菜たち
春巻きを味わいつつ、冷たいピーマンやそうめん、そして味が染みたマーボー豆腐やこんにゃくなどの副菜たちが夏の暑さで疲れた胃袋に沁み渡ります。
ゆかりご飯とお味噌汁も添えられ、まるで実家ご飯を食べてるかのような懐かい感覚に。
ご飯はおかわりOKです。
来店した日は果たしてどんな副菜が出てくるのか?楽しみですね。
1人分のランチを食べきれないお子様には、ご飯とお味噌汁をサービス。
メインメニュー・副菜を親子でシェアしながらランチを楽しむことも可能です。
一度は食べたい常連客が愛する日替わりメニュー3選!
ご紹介した春巻き以外に、熱狂的なコアファンを抱える日替わりメニュー3選を大公開。
①他のお店では食べられない!「豚とキムチの甘酢だんご」(10日・20日)
まんま食堂ならではの味。甘酢だんご、どんなお味なのかとても気になります。
②不動の人気を誇る「エビマヨ」(1日・12日)
プリプリのエビをからっと揚げてマヨソースに絡めて食べる、子供から大人までみんな大好きなメニューです。
③ただのカレーと侮るなかれ!「カレーの日」(11日)
オーダー時は「カレーかぁ」と気乗りしない反応を見せる方も、食べ始めると目の色が変わる絶品カレー!
牛すじや野菜を使用し、油っこすぎない点も特徴。
スタッフイチオシ、これは見逃せません。
どれも大変気になりますね。
「今日は何かな?」と毎日チェックしたり、「このメニューが食べたいから次回はこの日に食べに行こう」と決めたり、日常の楽しみが増えそうです。
食後のデザート&ドリンクもおすすめ
美味しいランチを食べた後はデザートで余韻に浸る、そんな幸せなひとときを過ごしたくなる「まんま食堂」。
現在のデザート&ドリンクメニュー
- 来店時のお楽しみである「きまぐれデザート」(価格は都度確認)
- アイス(税込100円)
- 黒みつきなこアイス(税込150円)
- コーヒーと紅茶(各 税込100円)
取材時の「きまぐれデザート」はガトーショコラ(税込350円)。
前回はランチを食べている間に売り切れてしまったので、今日こそは!と最初にオーダー。
スタッフ手作りのしっとり濃厚なケーキは、口へ運ぶたびに胸が高鳴ります。
きまぐれデザートの中では、スタッフ特製のチーズケーキ(数量限定)が特に大人気。
出くわせるとしたら月曜日のようですが、「幻のチーズケーキ」と呼ばれるほどレアのため、もしあったらラッキー程度に考えておきましょう。
親子で始めた食堂が「地域の台所」として根付くまで
さて、興奮気味にご紹介してきましたが、今に至るまでのストーリーを取材しました。
きっかけは父の夢
まんま食堂は、「いつか飲食店をしたいなぁ」と話していた亡き父の夢を叶えるべく、睦美さんが「やろう!」と立ち上がり、妹さんや娘の真希さんと共にスタートしたのが始まり。
15年前の2009年、アパート1階で15席程のこじんまりとした食堂でオープンしました。
7年前に近くの2階建て民家が空いたため、思い切って移転を決意しました。
入り口のドアに一目惚れ
現在お店を構えている民家は当初取り壊される予定でしたが、「まんま食堂」の移転が決まり存続。
「ドアに一目惚れして決めました。古い感じを残したいとお願いしてたけど間違えてペンキで塗られちゃったの!綺麗にしてくれたから今となっては良かったわ!」と弾けるような笑顔で話す睦美さん。
外壁のミントグリーン色と、深いブラウンがマッチして素敵な外観です。
「地域の台所」を目指して歩み続けた15年間
15年もの間「毎日食べても飽きない、地域の台所のような存在を目指したい」とその歩みを止めたことはありません。
過去、睦美さんが体調を崩された期間もありましたが、ランチメニューの編成を変えながらも真希さんがメインとなって美味しいごはんを提供し続けてきました。
人手が足りない状況となった際も、お客さんや更にそのお友達や家族など「不思議と素敵なご縁に恵まれて、続けてこれた」と真希さんは話します。
睦美さん・真希さん親子の明るさに引き寄せられ、素敵な仲間が集まり、それぞれ育児に奮闘しながらも支え合うことで「まんま食堂」は作られているのです。
幸福感が溢れているお客さん達の姿を見ると、「まんま食堂」は地域に根付いたかけがえのない存在なんだと心底感じます。
最後に
いかがでしたでしょうか?
「まんま食堂」のドアを開けるとチリンチリンとベルが鳴り、いつも「いらっしゃいませ〜!」と明るい声で出迎えてもらえます。
間違いなく元気がもらえる素敵なお店ですので、皆さんもぜひ一度足を運んでみてくださいね。
「まんま食堂」店舗概要
・住所:明石市中朝霧丘9-12
・営業時間:11時〜14時(L.O. 13時30分)平日お昼のみ
・定休日:土日・祝日
・TEL:078-914-1234
・Instagramアカウント:こちら(外部リンクへ)
・専用駐車場はありませんが、店舗前にコインパーキングあり
・お席のご予約について
11時(オープン時)にご来店いただけるお客様のみ可能
・おまかせ弁当の予約について
InstagramのDMからもお受けできますが、お電話が確実です
(お電話は10時〜対応)