こんにちは！東京から明石へ移住して早3年が経とうとしている明石のゆっきーと申します。

朝の散歩、ランチ後、お買い物帰りなど、美味しいコーヒーが飲みたいと思う瞬間はありませんか？

私も移住してまず最初に探したのは近所のコーヒー屋さんです。

今回は人丸前駅の近くでスペシャルティコーヒー豆の焙煎・販売・卸しを行う「Navy coffee roaster（ネイビー・コーヒー・ロースター）」をご紹介。

店主こだわりのコーヒー豆が取り揃えられており、散歩やドライブのお供にぴったりです。

コーヒー好きはもちろんですが、苦手な方も楽しめるメニューがある点も魅力。

ぜひ最後までご覧ください。

「Navy coffee roaster（ネイビー コーヒー ロースター）」店舗概要

お店へのアクセス

Navy coffee roasterは、人丸駅から徒歩5分の稲爪神社の隣に位置します。明石駅からは徒歩約15分ほど。

歩いて店舗へ向かっていると、20-30m離れたところまで風に乗って焙煎されたコーヒー豆の良い香りが届くことも。

思わず深く吸い込みたくなる香ばしさです。

店舗近くにはパン屋があり大蔵海岸までも近いため、海を眺めながら木陰でコーヒーとパンをいただく豊かな朝時間を過ごせます。

稲爪神社内に2台駐車場があるので、ドライブ中に立ち寄りも可能。

店内には焙煎されたコーヒー豆の香りが漂い、店名である”ネイビー”カラーも取り入れられた落ち着いたムード。

ネイビーは店主が好きな色であり、また明石の海や天文科学館の象徴カラーであることから店名に採用。

ブルーグレーのような絶妙なニュアンスカラーに包まれ、自然と呼吸も深くなるリラックス空間です。

コーヒー豆への深いこだわり

Navy coffee roasterのコーヒー豆は全て店主が信頼している個人のバイヤーさん経由で仕入れを行っています。

インドネシアやグアテマラなど各国の農園で、小型焙煎機を用いて実際に試飲し選定されたコーヒー豆たちも含めて、豊富な種類がずらり。

コストを抑え大量に仕入れる手法の大手商社経由ではなく、個人のバイヤーさんが選んだ豆を購入することで、品質を担保しながらも農園側へも還元できると話します。

季節ものや新たな豆を仕入れることもありますが、「人々の日常に馴染む一杯を提供したい」という想いから、香りづけされているコーヒーよりも、毎日に溶け込むようなコーヒーを選定するのが店主のこだわりです。

コーヒーが苦手な方にもラフに立ち寄って欲しい

Navy coffee roasterにはコーヒー以外のメニューも豊富。

中でも「抹茶ラテ」や「ほうじ茶ラテ」は通年オーダーできる人気のドリンク。

砂糖はてんさい糖を使用し、健康面も意識して材料選びを徹底しています。

大蔵海岸を散歩しながら飲もうと注文するのですが、海に着く頃には飲み干してしまっているほどの美味しさ。

現在は季節限定メニューとしてレモントニックやコーヒーゼリーラテも登場。

すっきりとした味わいのレモントニックや、ラテの甘味とコーヒーゼリーの苦味のバランスが絶妙なコーヒーゼリーラテは、暑い夏のお共に最高の一杯です。

常連客から絶大な人気！「アフォガード」も外せない1品

夏限定のアフォガードは、常連客から「年中販売して欲しい」という声が上がるほどの大人気メニュー。

アフォガードはバニラアイスに熱々のエスプレッソをかけたイタリア発祥のデザートですが、Navy coffee roasterではエスプレッソ以外にレモン・抹茶・ほうじ茶・チャイティのフレーバーも選択が可能。

アフォガードは9月末か10月頃まで販売予定です。

(レモンは自家製レモンシロップが無くなり次第終了)

また、店内には明石の焼き菓子と雑貨のお店『BAKE Quatre soeurs』（ベイク キャトル スール）のレモンケーキや、淡路市岩屋の『かじた屋』のどら焼きなども。店主の地元への想いが感じられます。

現在のメニュー・価格は以下画像や、Navy coffee roasterのInstagramアカウント（こちら：外部サイトへ）をご覧ください。

店主を徹底インタビュー！なぜコーヒーの道へ？明石出店の理由

いつも暖かく出迎えてくださる店主の大濃さんへ、現在に至るまでのストーリーを伺いました。

- 洋菓子職人を目指す道中で魅了されたコーヒーの世界

大濃さんは淡路島出身。

洋菓子作りの道へ進もうと励んでいた際に、コーヒーの奥深さに惹かれスペシャルティコーヒーの世界に飛び込みました。

幼少期から父親に連れられ喫茶店をよく訪れており、社会人になってからも大濃さんにとってコーヒーはずっと身近な存在でした。

「食後の一杯により満足度が変わる、一杯のコーヒーが与える影響の大きさを感じたのが最初に興味を持ったきっかけです。スペシャルティコーヒーを知ってからは更に深くのめり込んでいきました。」と話す大濃さん。

- 明石出店までのストーリー

コーヒーの世界へ飛び込もうと決めてから約7年間コーヒー店で勤務。

深いコーヒーの沼にハマりながら「いずれは自身のお店を持ちたい」という夢を抱く中、淡路島や明石で場所を探していた際に現在の物件に出会いました。

明石駅から少し離れた立地に一抹の不安を感じつつも、人や車通りの多さと最終的には奥様からの「いいんじゃない？」という一言で出店を決心。

そうして地元民に愛されるお店が誕生したのです。

最後に

「焙煎時に理想のフレーバーが出たときの喜びや、温度や湿度に応じて味が変化する繊細さがおもしろい」と話す大濃さんの表情から、コーヒーの奥深さに魅了されていることがひしひしと伝わってきました。

Navy coffee roasterに流れる心地よい音楽と空気感は、日常にふとしたリラックス時間をもたらしてくれます。

大濃さんが淹れる至高の一杯を味わいに、足を運んでみてはいかがでしょうか？

「Navy coffee roaster（ネイビー コーヒー ロースター）」店舗概要