【仙台市宮城野区】お酒好きが反応してしまう素敵な店名の立食い蕎麦店。ランチ激戦区仙台駅東口実食レポ!
仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。
そもそも蕎麦が大好き、といこうこともありますが「立ち食い蕎麦店」というものに心惹かれるワタクシです。サクッとお腹を満たして退店するもよし、お酒を注文しつつのんびり蕎麦時間を楽しむもよし。その時その時で自分の欲望の赴くままに気軽に蕎麦を楽しむことができるスタイルの「立ち食い蕎麦店」。いいですよねぇ。
余談ですが、「立ち食い蕎麦店」が好きな気持ちが高じてBS日テレさんの「ドランク塚地のふらっと立ち食いそば」という番組まで観ていたりします。ナレーションが、敬愛する落語家である柳家喬太郎師匠というのも、師匠の新作落語「コロッケそば」を思い出させてくれていいんですよねぇ…。
<参考リンク:BS日テレ「ドランク塚地のふらっと立ち食いそば」の番組HP>
おっといけない閑話休題。
話を本題に戻しますと、今回ご紹介するのはそんな魅力あふれる「立ち食い蕎麦店」。お酒好きな方がピクリと反応してしまう店名のお店です。
そのお店があるのは、仙台駅から楽天球場までまっすぐ繋がっている通称「イーグルロード」の側道、仙台ガーデンパレスやパルシティ仙台の裏側。ランチ激戦区と呼ばれている仙台駅東口エリア内です。
そちらにあるのが、ご紹介するするお店「もっきり」さん。
もっきり…。そう、日本酒好きの方であれば「おっ!」と反応してしまうであろう店名ですよね。升の中にグラスを置き日本酒を注ぐ。グラスから溢れた日本酒がヒタヒタと升にたまっていく。「おっとっと!」などと言いながら、そーっと日本酒をチビリと飲む。そんな粋な日本酒の飲み方「もっきり」。
そんな「もっきり」を店名に冠しているお店です。看板に「Standing Bar」とあるように、夜の部では立ち「飲み」屋さんにもなるようです。
お店に近づいてみると、ガラスにはお得なセットメニューのポスターが。
日替りのミニ丼にかけそば/かけうどん、トッピングのあげ玉とワカメがセットになって、お値段650円! 価格高騰の折、値上がりした値段とのことですが十分にコスパ抜群のセットです。
入店してみると、いかにも「立ち食いのお店」といった厨房を見渡すことができるオープンな雰囲気。注文、受け渡し、下げ膳は全てカウンターで行います。
壁には夜の部の立ち飲みアルコールメニューも貼ってありましたよ。
「もっきり」という日本酒にまつわる店名だけあって、日本酒は4種類あるようです。ワタクシは熱烈なビール党ということもあって、日本酒は詳しくないため解説は割愛させていただきますけれども。
と、店内をキョロキョロしているとあっという間に着丼しましたのは、私が注文した麺セット。麺はかけそばでお願いしています。
この日の日替りミニ丼は玉子焼き、そぼろ、きんぴらごぼう、ほうれん草とモヤシの和え物といった美味しそうなご飯のお供がドーンとのった丼でした
ではでは、トッピングのあげ玉とワカメも投入し、さっそくお蕎麦からいただきましょう! いただきます!
まずはそばツユからゴクリと一口。
塩味控えめ、ダシ感強めのアッサリとした味わい。染み渡りますねぇ。ゴクゴク飲めるタイプのツユです。
お蕎麦は更科タイプですが、細い麺と太い麺がまざっているいわゆる「乱切り(均一に切られていない)」系。ズズっとすする食感も楽しく、噛みしめると適度な柔らかさ。ズルズルと一気に食べることができる、まさに「立ち食いのお蕎麦こういうのでいいんだよ」といった美味しさです。
お惣菜ののったミニ丼は、ちょっとお蕎麦用の唐辛子をふりかけていただきます!
ミニということですが、しっかりとお茶碗一膳分ぐらい盛られているご飯。
優しい味わいの玉子にそぼろ、味の染みたきんぴらごぼう。そして、ほうれん草とモヤシの和え物と家庭的な味でご飯をパクパク食べているような感覚です。仕事で忙しかったり、一人暮らしだけど自炊しない派だったり、家庭の味に飢えている方には染み渡るような美味しさかもしれません。旨し。
お蕎麦とミニ丼をズルズル、パクパク交互にいただきながら…
あっという間に完食。大満足&大満腹のごちそうさまでした!
いかがだったでしょうか。ランチ激戦区仙台駅東口でリーズナブルで美味しいセットメニューをサクッと食べることができる「もっきり」さんのご紹介でした。気になった方は是非足を運んでみて下さいね。
●もっきり●
〒983-0852 宮城県仙台市宮城野区榴岡4丁目4−1