Apple（アップル）が「iOS 18」へのMeta（メタ）の「AI（人工知能）チャットボット」の搭載を拒否したことが、Bloomberg（ブルームバーグ）により報じられています。

iOS 18に搭載されるAI機能「Apple Intelligence」には、OpenAIのAIチャットボット「ChatGPT」が搭載されています。また、AppleがGoogle（グーグル）のAIチャットボット「Gemini」などの搭載を検討していることも、以前から報じられていました。

Bloombergによれば、Appleは数か月前にMetaのAIチャットボットのiOS 18への統合を拒否したとのこと。Appleは同時期に、ChatGPTやGeminiとの提携も模索していました。

AppleがMetaの提案を断った理由として、Metaのプライバシーポリシーに同意していないことが報じられています。これにより、Metaの大規模言語モデル「Llama」はiOS 18に搭載されませんでした。

Appleは開発者会議「WWDC24」にて、将来はユーザーが自分に最適なAIチャットボットを選択できるようになると述べています。将来はChatGPTだけでなく、Geminiを含めた好みのAIチャットボットが選択できるようになるかもしれません。

Source: Bloomberg via 9to5Mac

塚本直樹

IT・宇宙・ドローンジャーナリスト

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