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残暑バテ、食欲不振に!梅干し炊き込みごはんと水出汁ひんやり茶漬け

岸田夕子料理研究家/JSA認定サケ・エキスパート

ここ数日、涼しい日が続いていましたが、また今日は30度超えの東京です。
しばらくは残暑厳しい日が続きそうですね。

食欲の秋はもうすぐそこですが、まだまだ夏バテ食欲不振の方もいらっしゃるかと思います。
残暑バテ予防には梅干し炊き込みごはんがおすすめです。

「梅(梅干し)はその日の難逃れ」ということわざもあるくらい!
疲労回復や消化吸収の促進に梅干しを料理に取り入れたいですね。

梅干し炊き込みごはんレシピ

【材料】

  • 米 2合
  • 梅干し(塩味が強く大きめのもの)2個
  • 水 普段の炊飯時の量
  • 青じそ(大葉)のせん切 10枚分

【作り方】

(1)お米を洗ってザルにあげて水けをきります。土鍋に入れ、分量の水を加えて梅干し(種つき)をのせます。
・炊飯器で作る場合も同様です。炊飯器に洗った米、水、梅干しを入れて通常の炊飯で進めてください。

(2)土鍋にふたをして強火にかけます(土鍋の底の素焼きの部分をカバーする程度の火加減がベストです)

(3)沸騰し、蒸気穴または本体とふたの境目から蒸気が上がったら弱火にします。10分炊き、火を止めてから10分程度蒸らします。

(4)しゃもじで梅干しを崩しながら混ぜ合わせれば出来上がりです。種はおちゃわんによそう時に除いてくださいね。

大葉のせん切りを混ぜて召し上がってみてくださいね〜
大葉の他に、ちりめんじゃこやシラス、かつお節などを混ぜるのもおすすめです。

水出汁茶漬け

(1)だしパックを浄水または天然水に入れて半日ほどおきます。だしパックのパッケージに記載されている水分量よりも少なめがおすすめです。

(2)梅干し炊き込みごはんを大きめのおちゃわんによそい、(1)の水だしを注いで塩や薄口しょうゆ、煎り酒などで味を調えれば、水だし茶漬けの出来上がりです。
もちろん、だしパックを煮出してかけた熱々のだし茶漬けもおすすめですよ〜
冷房の効いた部屋では、むしろ熱々だし茶漬けの方が良いかもしれませんね。お好みでどうぞ。

おすすめ調理器

使用している土鍋は内側には水量線がある、炊飯に便利な万古焼の土鍋です。
ちょっと面白い土鍋で、添付の部品を使用することで、お米の糖質の一部をカットする嬉しい機能付きなんです。

詳細はこちらでご確認くださいませ ( 私のmaybestリストにジャンプします )→  気づかう土鍋

レシピ・文 料理研究家 岸田夕子
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料理研究家/JSA認定サケ・エキスパート

2010年春にアメリカシカゴより帰国後まもなく料理研究家として始動しました。16年間暮らしていたシカゴでの経験を反映した料理が得意です。出版料理レシピ本9冊を始め、雑誌やWEBマガジン、食品や調理器具メーカーのレシピ考案、テレビ出演、料理イベント登壇などが主な実績です。また「大葉にんにく醤油」「はちみつ味噌」「ジャーサラダ」「スキレット」などのトレンドを仕掛けてきました。今後も、寄る年波に負けず新しい食のトレンドを探したいと思っています。

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