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【京都市下京区】京の隠れ家絶品グルメを「科捜研の女」最新シリーズにも出演した俳優大石彩未さんがご案内

HOTSUU地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 松原通はいまだ昔ながらの町家も残り、風情ある通りが続く閑静な住宅街です。御幸町松原西入にある「もみじの小路」は、町家建築風情はそのままに内装をリニューアルした飲食店など9店舗が居並ぶ隠れ家的グルメスポットです。

 そのうちの一つ、口コミやSNSで話題となり、予約の取れなくなってきた漁師めしのダイニング「Dontsuki」を2023年8月24日のランチタイムに訪れました。

 「ほんとは教えたくない私の隠れ家」として案内してくださったのは、2023年8月16日にABCテレビで放送された「科捜研の女Seson23初回2時間スペシャル」で真犯人の妻という難しい役どころを演じた東映京都俳優部所属俳優の大石彩未さんです。

 もみじの樹々が植樹された庭園を抜けて、路地奥にある玄関を入ると客席はカウンター8席のみ。清潔感あふれるカウンターの引き出しから出てくる箸やスプーンのセットもお洒落です。ランチメニューは「漁師めし」(1500円税込)の1点だけ。いくら乗っけ、うに乗っけなどのトッピングやアルコール類のオーダーも可能です。

 「これです、これ」と大石さんが言うのが、最初に定番で出てくる茶碗蒸し。ブルーチーズなど斬新な食材なども使うトロリ感が良い感じです。続いて出てきたハモカツはさっぱりとしておなかに残らない。

 いよいよメインの漁師めしと最後に〆るお茶漬け用の鯛の切り身が出されました。小刻みにした12種類もの新鮮魚介類が入っているという漁師めしを「大き目のスプーンでがっつりどうぞ」という言葉に甘えて、特製醤油を垂らして口に頬張りました。沢山の魚介のうま味の中から固めのイクラがプチプチとはじけてこれは絶品!

 最後の鯛茶漬けを食べた時にはまさに至福の極みでした。大石さん曰く「間違いなく満足していただけると思うお店ですよ」と。そのとおりでした。

 「Dontsuki」は、市内にグループ店舗も含め11店舗を展開する「雑魚や」グループのオーナー自らがシェフとなり隠れ家的ダイニングとして運営しています。小さいころから店を手伝ってきた娘さんがランチを担当しています。

 夜は、稚鮎の温かい南蛮、金目鯛の春巻き、雲白肉の中華風ソース、甘鯛の松笠焼き、ウニと白味噌のソースなど旬の食材を使ったコース料理中心のダイニングがこちらも予約が取れない店になりつつあります。

Dontsuki(外部リンク)京都市下京区御幸町通松原下る須浜町673-5 もみじの小路H6Rentalレストランしるし内

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 「YAHOO!ニュース ベストエキスパート2024 地域クリエーター部門 特別賞」を受賞 京都をこよなく愛する地域ニュースサイト号外NETの京都市担当タウンクライヤ―です。四国から大阪の元地方紙記者。観光ガイドをしながら京都時空観光案内2024(観光ガイドのための京都案内マニュアル)全19巻や「やさぐれ坊主京を創る 前田玄以の生涯」(京都文学賞一次審査通過)はじめ、京都を題材にした小説なども執筆しています。

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