釣りではルアーのフックを交換したり、魚の口からフックを外したりするときに活躍するプライヤー。

海で使用することもありサビに強い素材であることが望ましいですし、暴れた魚の口からフックを外すということで頑丈さも求められるため、値段だけで選ぶと1-2年で壊れてしまうことも…。

ですが実は、サビに強く強度も高い素材を使用していて、値段も手ごろなフィッシングプライヤーがあるんです。

今回紹介するアイテムはこちら

今回紹介するのはTRUSTAIN(トラステイン)のフィッシングプライヤーです。

値段はMで2,200円とプライヤーの中では良心的な価格をしています。

見た目は普通のシンプルなプライヤーに見えるのですが、実は世界の医療器具で使用されている高品質パキスタン製ステンレスを使って作られているんです。

手元に届く時も、恐らく実際に医療器具が入っているであろう包装が使用されています。

医療器具といえば1ミリのミスも許されない環境の中で使用されることもあり、精密さや頑丈さといった高い品質が求められる分野。

そんなシビアな環境の中で活躍している高品質のパキスタン製ステンレスなら、釣りの分野でも活躍できるのではないかという想いからトラステンのフィッシングプライヤーは誕生しました。

全体に高品質なパキスタン製ステンレスを使用しているということで、耐食性や強度はピカイチ。

それではこちらのアイテムの魅力について、詳しく紹介していきたいと思います。

圧倒的な強度

一つ目の魅力は圧倒的な強度です。

トラステンのフィッシングプライヤーには構造に秘密があるので、一般的なプライヤーには出せない強度があります。

フィッシングプライヤーは魚のフックを外すときや、リングを交換する時に負荷がかかりやすいアイテム。

なので青物用などの頑丈なスプリットリングを一般的なプライヤーで開こうとすると

物によっては上の画像のようにプライヤーが負荷に負けて歪んでしまい、リングを開けないことも。

これは構造の問題で、一般的なプライヤーはハサミ状の2つのパーツを重ねて、ネジのような部品でくっつけているのですが

この構造には「ねじれに弱い」という欠点があります。

一方、トラステンのフィッシングプライヤーはというと、表の面にはネジのような部品はなく

裏側を見ても、同じくネジのような部品は見当たりません。

これがどういうことかというと

片方のパーツに穴が空いており、もう一方を穴に差し込むボックスジョイント構造でできているため、構造的にねじれに強いんです。

試しに同じリングを開いてみても

トラステンのフィッシングプライヤーなら楽々と開くことができました。

大きな魚の口からフックを外すときも、プライヤーがねじれに負けることは起こりにくいので、大物を狙う方にはオススメのアイテムです。

シンプルだからこその頑丈さ

続いてシンプルだからこその頑丈さです。

一般的なプライヤーといえば、ラインカッターや安全対策用のロックなど様々な機能が付属されていますが

トラステンのフィッシングプライヤーは、魚の口からフックを外すこととリングやフックを交換することに特化しているので、その他の機能は見当たりません。

ですが他の機能を排除したからこそ出せる強度があり、例えばパーツの数が多いと結合部分から折れるといったトラブルが起こりやすいのですが

トラステンのフィッシングプライヤーは結合部分が1か所しかないので、構造的にトラブルが起こりにくいです。

また全体がステンレスでできているので、サビにも強く海での使用にも向いています。

流石に釣行後に水洗いは必要ですが、しっかりメンテナンスをすれば長年使えそうなので、釣り船の方といったハードにプライヤーを使用する方ほどシンプルなものを使っている印象があります。

トラステンのフィッシングプライヤーを釣りで使ってみた

それでは実際にトラステンのフィッシングプライヤーを釣りで使ってみました。

魚のサイズはそれほど大きくないのですが、ねじれに強いことから強度的には不安を感じることなく使えましたし

先端が一般的なプライヤーと比べて少し長めなので、フックが手に刺さることもなく安心して外すことができました。

使用後はシャワーで水をかけて水洗い。

頑丈なアイテムだからこそ、豪快に水洗いできるのも使いやすいですね。

トラステンフィッシングプライヤーの気になるところなど、詳しいインプレについては過去の記事で紹介しています。

今回はトラステンのフィッシングプライヤーについて紹介しました。

とにかく強靭で頑丈なアイテムなので、強度が必要な釣りや、一つのアイテムを長く使いたいという方はチェックしてみて下さい。