アメリカ東海岸最大級の軍港で、ロマンチックな帆船サンセットクルーズ【ノーフォーク in USA】
アメリカ東海岸・バージニア州の港町ノーフォーク(Norfolk)を旅してきました。
ウォーターフロントが楽しい港町「ノーフォーク」
ノーフォークは大西洋に面するアメリカ東海岸最大の港町の一つで、海岸線には美しいビーチや、ウォーターフロントパークが。例えば「Ocean View Fishing Pier」では、500フィート(約152m)の吊り橋の先にある埠頭から美しいチェサピーク湾を一望でき、釣りやグルメも楽しめます。
のんびり釣りを楽しむローカルの人々と、のどかな海を眺めていると、日常の悩み事なんてどうでもよくなってくるから不思議。田舎でもないけど、大都会でもない。アメリカの港町を、もう少し知りたくなりました。
■Ocean View Fishing Pier
400 W Ocean View Ave, Norfolk, Virginia USA
実は東海岸最大級の軍港でもあるノーフォーク。「Nauticus(ノーティカス国立海事センター)」や「バージニア海軍博物館(The Mariners' Museum and Park)」などアメリカ海軍について知見を深められるスポットもあり、独特の活気に満ちています。
- 第二次世界大戦で日本軍と戦った退役戦艦ウィスコンシン船内を見学した記事はこちら
■Nauticus
One Waterside Drive Norfolk, VA USA
サンセットクルーズへ出発!
海を満喫できるアクティビティも充実しています。今回は、赤い色の帆のが特徴の帆船「アメリカン・ローバー」で巡る、約2時間のサンセットクルーズ(American Rover Sailing Cruises)に参加しました。
ダウンタウンにあるウォーターサイド・マリーナからいざ出航! 帆船「American Rover」の全長は135フィート(約41m)、3本マストのトップセイルスクーナーで、1986年以来、バージニア州南東部「ハンプトンローズ地域」の名物として知られているそう。
日が沈み始める前から、甲板ではギターの生演奏がスタートし、一気にロマンチックな雰囲気に包まれます。ここで旅情はマックスに!
トワイライトの空と水平線に溶けゆくオレンジ色の太陽に、デート中のカップルでなくともきっと心は朱く燃えさかるはず。
日がどっぷりと暮れた港も趣がありました。
American Rover Sailing Cruisesではサンセットクルーズのほか、日中に行われる一番人気の「デイタイムクルーズ」も運航しており、そちらは船長がノーフォークのダウンタウンや軍港に浮かぶ退役戦艦ウィスコンシン、民間の造船所など港のハイライトを解説しながら巡ってくれます。
■American Rover Sailing Cruises
333 Waterside Dr, Norfolk, VA
バージニアで盛んな「工芸ガラスアート」に触れて
バージニア州はガラスアートのメッカ。州内にはさまざまなガラス工芸の展示やワークショップが実施されています。ノーフォーク中心部にあるブティックホテル「Glass Light Hotel and Gallery」にはガラスアートギャラリーが併設されており、宿泊者以外の人でも無料で観賞できるのでオススメ。
ホテルのロビーにもガラスアートを発見。人参の首飾りをまとったバニーがかわいすぎました。
ギャラリーやホテル内には世界的に著名なアーティストの作品65点以上を展示。「BUNNIES」のようにキャッチーなものから、ガラスと思えないほど繊細な作品まで、多彩な世界観にぐっときます。
■Glass Light Gallery
201 Granby Street, Norfolk, VA(Glass Light Hotel and Gallery内に併設)
成田国際空港からはアトランタ経由が便利
成田からアトランタ(ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港)までは約13時間。そこでトランジットしノーフォーク国際空港へは国内線で約1時半ほどのロングジャーニー。大都会にはないコンパクトシティーの港町をのんびり楽しむアメリカ旅、オススメです。
- ※本コンテンツ制作のためにノーフォーク観光局よりサンセットクルーズと埠頭の入場料の提供を受けています