人気YouTuberとトゥクトゥクで巡ったアメリカ・バージニア州都【リッチモンドの旅】
アメリカ東海岸バージニア州の州都・リッチモンド(Richmond)を旅してきました。アメリカ在住の人気動画クリエイターHarukiさんと、Codyさんにモデルになっていただきつつトゥクトゥクツアーをレポートします。
ECOな電動トゥクトゥクで歴史的な街を駆け巡る
バージニア州・リッチモンドはアメリカ独立戦争や南北戦争で、重要な役割を果たした土地。南北戦争時にはアメリカ連合国(南部)の首都が置かれていました。街中にはリッチモンド国立戦争博物館やバージニア歴史博物館など、歴史的スポットが点在しています。
そんな州都を100%電動のエコな3輪車リムジン「トゥクトゥク」に乗車して巡るこのツアー。ガソリンを使わないので環境に優しいのが特徴です。運転士兼任のガイドさんが、イヤホンマイクを使って随所に説明をはさみながら(英語だけど)見どころの前を通過してくれます。
もちろんツアー参加者は運転できません。が、運転席に座らせてもらい記念撮影するのはお約束(この記事のタイトルカットがそれ)。ちなみにツアーを運行するのは「RVATukTuk.」というツアーカンパニー。まさかタイでお馴染みのトゥクトゥクに乗れるとはね……!
トゥクトゥクで、有名ホテルや“人気の”墓地へ
心地よい風を感じながら歴史的な美しい街並みを“おいしいところどり”でスピーディーに楽しめるのは、オープンエアのトゥクトゥクならでは。
今回巡ったのは、歴代大統領や、エルビス・プレスリー、映画スターたちが宿泊してきた街で唯一の5つ星ホテル「ジェファーソン ホテル(The Jefferson Hotel)」。そしてジェームズ・モンローら米国大統領2人が永眠する「ハリウッド墓地(Hollywood Cemetery)」など。
広大な敷地の「ハリウッド墓地」が人気の観光&ハイキングスポットと聞いて驚きました。墓地を舞台にしたセグウェイツアーなるものもあるようで。日本では墓場ツアーなんて聞いたことがないので軽くカルチャーショック(笑)。高台に位置しており、雄大なジェームズ川が望めます。
このほか、個性的なショップが軒を連ねる「キャリータウン(Carytown)」や、倉庫を改装したビールの醸造所やサイダリー、ワイナリー、レストランが集まる「スコッツ アディション(Scott’s Addition)」などを1.5〜2時間ほどかけて巡るツアーもあるそうなので、気になる人は公式HPをチェック。
記念撮影以外トゥクトゥクからは基本的に下車できないので、気になる場所へは改めて別の日に訪れるのもオススメです。
個性的なローカルショップがひしめく「Carytown」
トゥクトゥクツアーのルートにも含まれている「キャリータウン(Carytown)」は、アパレルショップや雑貨店、カフェ、レストランなど200軒以上のユニークなショップが軒を連ねるショッピングエリア。せっかくなので別日に街歩きして、さまざまなお店を覗いてみました。
そのなかの1店「Lineage」ではローカルブランドのクラフト感あふれるキャンドルやアパレル、雑貨が豊富で素敵でした。ドライフルーツがあらかじめ瓶の中に詰められており、好みのアルコールを追加します。見た目も洒落ていて土産にもぴったり。
■Lineage
3106 W Cary St, Richmond, VA ,USA
Carytownでいかにもアメリカっぽい、コテコテのチョコレートスイーツを楽しみたいなら「Kilwins Richmond」へ。リッチモンド出身の夫妻が経営するスイーツショップで、キャラメルでリンゴをコーティングした名物菓子「Caramel Apple」など、見るからにハイカロリーな自家製チョコレートやアイスクリームがズラリ。旅疲れした身体を癒やしてくれます。
■Kilwins Richmond
3115 W Cary St, Richmond, VA,USA
リッチモンドへはどう行く?
成田国際空港からは、アトランタ(ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港)経由でリッチモンド国際空港まで飛ぶフライトが一般的です。大都市にはない素朴な魅力にあふれたアメリカを体験してみては?
【後編……】「全米で最も細い家」に“全米で3番目に古い街”アレクサンドリアで遭遇
- ※本コンテンツ制作のためにリッチモンド観光局よりトゥクトゥクツアーの提供を受けています