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故障の主将に代わって4番に座るロッテ・レイエス 左右打席で4安打5打点の活躍<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
オールドユニフォームで活躍したビクター・レイエス(写真:ロッテジャイアンツ)

26日のKBOリーグはソウル郊外の2球場が中止。3試合が14時開始のデーゲームで行われた。

ロッテジャイアンツ-サムスンライオンズ(プサン)は9-1でロッテが勝利。左ふくらはぎを痛め戦列を離れているチームのキャプテン、チョン・ジュンウに代わって4番に座るビクター・レイエスが活躍を見せた。

レイエスは1点を追う初回の1打席目、サムスンの先発ウォン・テインから2死二塁でセンターへ同点タイムリーヒット。3回には2死一、二塁でライト線へ勝ち越しの2点適時二塁打を放った。

5回には1死一塁でライトへ二塁打。両打ちのレイエスは投手が左に代わった6回2死一、二塁には、右打席でライト前ヒットを放ち二塁走者がホームに還った。

レイエスは8回無死満塁で右投手に対し左打席でレフトに犠牲フライ。この日のレイエスは左右打席で4打数4安打5打点の活躍を見せた。レイエスは打率を3割2分8厘に上げた(リーグ9位)。

約1か月間、最下位10位に沈んでいたロッテだが、この10試合は7勝2敗1分けと調子を上げ9位に。8位ハンファイーグルスとのゲーム差が無くなった。

映像:レイエスの2点タイムリー(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇5月26日(日)の結果

・LG 6 - 3 NC(チャムシル)

 勝:ケリー

 敗:カスタノ

・SSG 中 止 ハンファ(インチョン)

・KT 中 止 キウム(スウォン)

・KIA 5 - 2 トゥサン(クァンジュ)

 勝:ネイル

 敗:アルカンタラ

・ロッテ 9 - 1 サムスン(プサン)

 勝:チェ イジュン

 敗:ウォン テイン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ロッテとサムスンがクラシックシリーズ」

リーグ発足の1982年から球団名を変えていない両チームが9年目となる「クラシックシリーズ」を実施。オールドユニフォームを着用して対戦した。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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