【江別市】江別神社裏に残る史跡、レンガ積みの火薬庫(屯田兵第三大隊本部跡)
江別神社と旧江別小学校に挟まれた抜け道のような道路沿いに残る「火薬庫(屯田兵第三大隊本部跡)」を見に行きました。※2023年5月上旬撮影
説明板と標柱
「史跡 火薬庫」を示す標柱と、江別市教育委員会による説明板が設置されています。
明治時代の屯田兵関連施設としてたいへん貴重な建物です。
元は旧江別小学校の敷地内にあったそうですが、1958年(昭和33年)に現在の場所へ移設されたそうです。
写真だと大きさがわかりにくいですが、高さは3メートル近くはあるでしょうか、実は結構大きな建物です。
屋根や軒の部分は色の濃いレンガが使用されています。
瓦屋根に細かい装飾が見えます。
説明板にもあった白石の鈴木煉瓦製を示すとされる「S」の刻印。軒先などを調べると見つけることができます。
二宮金次郎像はどこへ?
ところで以前、火薬庫の上の方に二宮金次郎像が立っていましたが、現在は無くなっています。
こちらにあった二宮金次郎像は、旧江別小学校が廃校になった後、江別第一小学校(旧江別第三小学校)校庭へ移設されました。
【消えた二宮金次郎像】江別小学校の火薬庫にあった石像はどこへ?【解決】
というわけで、江別市萩ケ岡に残る史跡・火薬庫の現在についてをご紹介しました。
史跡・火薬庫の場所
住所:北海道江別市萩ケ岡19