【川崎市川崎区】世界的なスポーツ・文化の殿堂・カルッツで「市民芸術祭」 子ども達のダンスに平和を思う
あした(6日・日曜日)カルッツかわさきで「かわさき市民芸術祭」が行われます。
本当は、目と鼻の先の中原区で「Kosugi lab week」という面白そうなイベントもやっているので、取材しようかと思っていたのですが、武蔵小杉ブログさん始め、さまざまなメディアがもう扱っているのに比べて、こちらのイベントはほとんど紹介されていないようだったので…
そこは私が!と思わず奮起してしまうのが、ローカルメディアライターのサガです(笑)
このコロナ禍で、主催者も、出演するそれぞれの団体も、なかなかみなさまのもとに情報を届けられないのも事実です。
ただ、今回は会場がカルッツの大ホールであること(わたしの記事を見てきてくれた方が万一多くても、密にはならないくらいデカい)も踏まえ、前日ではありますが、興味がある方に情報を届けられたらと思い、こちらご案内することにしました。
カルッツとは
正式名称は「カルッツかわさき」。
以前は「体育館」があった場所に、ホールと体育施設を併設する形で、2017年にできた大型の施設です。
市民の方も使える「会議室」などが備えられていて、私も過去にお芝居の稽古に利用させていただいていました。
スタジオなんかもかなり立派なんですよ。
川崎からだと徒歩15分くらいかかる
川崎駅から市役所通りに出て、まっすぐに南下します。
途中で「ハローブリッジ」にさしかかりますが、それも軽々越えていきましょう。
こちらがカルッツ前の通り。
入り口はこちら
あ、間違えた(汗)
こちらは、お向かいの「川崎競輪場」の写真でした(笑)
折しも競輪開催中で、とっても賑わっていました。(カルッツには食事を出すところががないので、競輪開催中だと食堂が利用できるのが、実はありがたいんですよね 笑)
この文化混交な風景が川崎ならでは、なんて思わなくもない。
本日は、競輪の開催日だったので、お向かいもかなり賑やかでしたよ。
こちら(下)が、カルッツの正面玄関でした。
7区のダンサーたちが腕を競い合う
今回の発表は「洋楽・洋舞」ということで、特にバレエチームの参加が多いです。
川崎7区から、バラエティーに富んださまざまなダンスチームがこの場所に集うのかと思うとワクワクします。
参加団体の概要は以下です。
第一部
川崎区文化協会 「共響」バレエ(丹羽千種振付)&ダンス(黒江乃理子振付)
多摩区文化協会「Changer」バレエ(中尾充宏振付)
第二部
中原区文化協会 「櫻の多摩川」「水の旋律」(二ケ領用水のうた)ほか 合唱・独唱
宮前区文化協会 「シェエラザート」より バレエ(前田綾 逸見智彦 演出・指導)
高津区文化協会 「パキータ」より バレエ(酒井直子振付・指導)
第三部
幸区文化協会 「山手線的△※□◎な社会」モダンダンス(島田美穂振付)ほか
麻生区文化協会 「Voices」モダンダンス(井上恵美子振付)ほか
バレエは美しくてみているだけで心が癒されますし、モダンダンスはそれぞれの個性や主張が一挙手一投足に昇華される瞬間が心躍ります。
言葉がないからこそ、あらゆる「境界」を超えて訴えることができる芸術のジャンルでもあり、無心におどる子どもたちの姿に「平和」の大切さを改めて感じます。
川崎区からは吹奏楽が残念ながら出演見合わせになったのですが、中原区の合唱は「二ケ領用水のうた」がかなり素敵ですのでぜひ聴いて欲しい!(そもそも二ケ領の表している二つの領地がどこだが知ってました?)
かわさき鬼滅キッズ
注目は人気アニメ『鬼滅の刃』をオマージュして作られた「かわさき鬼滅キッズ」による演舞。
かわさき鬼滅キッズについては、別記事で前に案内しようとしてまだできていなかったので、この際 百聞は一見に如かず、と明日彼らのステージを覗いてみてください。13時30分の開演からすぐの演舞になるそうです。
もしも、お散歩がてらに川崎の方へ行こうと思っている方がいたら、ほんの少しカルッツに寄ってみてください。
この巨大な施設が何のためにつくられたのか、それは自分たち市民にとって必要な場所なのか、その答えがYesだとしたら、どういう風に使っていくといいのか。
そういうことに思いを馳せながら、子どもたちの演舞をみて、ついでにぜひ施設内を見学してみてくださいね。
かわさき市民芸術祭 舞台部門 洋楽・洋舞
日時:2022年3月6日
時間:13時30分開演(開場は30分前)
場所:カルッツかわさき(川崎市川崎区富士見1-1-4)
入場料:無料
主催:;川崎市総合文化団体連絡会