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得意のチェンジアップを生かして抜群の安定感 7回85球無四球で5勝目を挙げる<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
好投で5勝目を挙げたシン・ミンヒョク(写真:NCダイノス)

8日のKBOリーグは1試合が雨で中止。4試合が17時開始で行われた。

ハンファイーグルス-NCダイノス(ハンファ)はNCの先発シン・ミンヒョクが好投。高い制球力でストライクを先行させ、得意のチェンジアップで打者を打ち取っていった。

シン・ミンヒョクは喫した散発4安打のうち、2本はソロホームランとなったが失点はその2点のみ。7回を投げて無四球、2奪三振、85球と少ない球数でハンファ打線を抑えた。

試合は3回に2点を先制し、5、6回に1点ずつ追加したNCが4-2で勝利。連勝を飾った。シン・ミンヒョクは今季5勝目(4敗)。13試合66イニングを投げて、与四球は規定投球回に達している投手の中で最も少ない5つだ。

◇6月8日(土)の結果

・トゥサン 9 - 8 KIA(チャムシル)

 勝:キム ミョンシン

 敗:アルドレッド

・キウム 10 - 3 サムスン(コチョク)

 勝:フラード

 敗:コナー

・KT 2 - 8 LG(スウォン)

 勝:エンス

 敗:クエバス

・ハンファ 2 - 4 NC(テジョン)

 勝:シン ミンヒョク

 敗:ムン ドンジュ

・ロッテ 中 止 SSG(プサン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「4球場で満員」

中止になったロッテジャイアンツ-SSGランダーズ(プサン)を除き、試合が行われた4球場すべてが満員札止めとなった。ロッテ-SSGはあす9日、14時開始のダブルヘッダーで行われる。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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