【京都市西京区】せいろで蒸しあげるぷりっぷりのエビ餃子や生麩ピザににしん茄子と何を食べてもレべチ!
カウンター席の目の前に上品な陶器のせいろが置かれ、点火してしばらく待っていると食欲をそそる良い香りが漂います。蒸し上がった大き目の「エビ餃子」はぷりっぷりの新食感です。生きのいい生エビを贅沢に使っているのだそう。これははまるかも。
鈴虫寺苔寺参道から府道29号線を越えた閑静な住宅街にある道は、白いオムライスで知られる居酒屋フレンチ「桜と都」や、行列のできる手打蕎麦の「真心」、天然酵母と国産小麦にこだわる人気のパン屋さん「AKINE BREAD」、鮮度抜群の魚介料理や海鮮丼などが人気の「味市千」など立ち並び、知る人ぞ知るグルメスポットになっています。
その真ん中あたりにある、実は京都風日本料理店なのですが、和だけにはとらわれない大胆なこだわりの逸品が評判の「旬彩味処 いずみ」を2024年5月27日に訪れました。清潔感あふれる大き目のカウンター席が並ぶ店内で、温厚な人柄があふれでるような店主の泉勝之さんが笑顔で迎えてくださいました。
これからが旬の万願寺唐辛子とじゃこや京あげのおばんざい。突き出しからして「これは丁寧に調理されていて美味いわあ」と感じます。ししとうなどに比べても大きく甘みがあるのだそう。そして京都で人気の「にしん茄子」を注文すると、これがまた「こんなにもほど良く味が染み込んだ上品なにしんと茄子のマッチングがあるんだ」と思わせる匠の技でめちゃ美味。
ぜひ食べて欲しいのが、「生麩ピザ」です。生麩を練りこんであるのではなく、なんと生地が生麩で作られています。一般のピザ生地よりも上品に柔らかいので、これもまたはまりそう。絶対美味い奴でした。見た目も映えるので若い女性にも人気なのだそう。
今年11月で9年目を迎える同店の泉さんは、石川県から京都にやってきて、一流ホテルなどで修業の後、嵐山の有名料理旅館の料理長を11年に亘って務めあげてきました。独立に際して、風光明媚なこの地を「気に入って居着いちゃった」のだそう。どうりで何を頼んでもレべチに美味いわけだ!
森伊蔵を始め厳選された地酒を始めドリンク類も充実していますし、まだまだメニューも沢山あります、しかも値段がはっきり言って安い。鈴虫寺や苔寺、浄住寺、地蔵院などに来られた際にはぜひ立ち寄ってみてください!
「旬彩味処 いずみ」(外部リンク)京都市西京区上桂森下町1-68-2 075-394-0082