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クリーンアップで4発12打点 大味なゲームをKIAが制す<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
逆転弾を放ったイ・ウソン(写真:KIAタイガース)

16日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

KIAタイガース-NCダイノス(クァンジュ)はKIAが13-11で逆転勝ち。3番イ・ウソン、4番チェ・ヒョンウ、5番ソクラテス・ブリトーがそれぞれ4打点。いずれも一発を放ち、チェ・ヒョンウは2本のホームランをスタンドに放り込んだ。

この試合、KIAが3回までにソクラテスの満塁弾などで5-0と大きくリードするも、4回表にNCが8点を挙げて逆転。しかしその裏、KIAはチェ・ヒョンウの3ランで再び主導権を握った。

だがNCも5回に2点を挙げて再逆転。7回に1点を追加した。追うKIAは8回裏にイ・ウソンの3ランで三たびリードすると、チェ・ヒョンウの二者連続弾でリードを広げた。

KIA投手陣は4回にリーグワーストタイとなる1イニング7四球を与えるも、味方のクリーンアップトリオの活躍に助けられ、敗戦を免れた。

◇6月16日(金)の結果

・LG 7 - 4 トゥサン(チャムシル)

 勝:ユ ヨンチャン

 敗:イ ヨンハ

・SSG 12 - 1 ロッテ(インチョン)

 勝:マッカーティ

 敗:ハン ヒョンヒ

・KT 7 - 6 サムスン(スウォン)

 勝:キム ジェユン

 敗:イ スンヒョン#54

・ハンファ 2 - 2 キウム(テジョン)

 勝:

 敗:

・KIA 13 - 11 NC(クァンジュ)

 勝:イム ギヨン

 敗:イム ジョンホ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「5シーズン在籍のヨキッシュが退団。」

キウムヒーローズはエリック・ヨキッシュ投手のウエーバー公示手続きを行ったと発表した。同投手は左内転筋損傷により全治約6週間と診断され、キウムは回復をまたず代替の外国人投手で穴を埋めることを決めた。

2019年にキウム入りしたヨキッシュは5シーズンで130試合に登板。56勝36敗、防御率2.85で20年に防御率1位、21年に最多勝のタイトルを獲得している。キウムはヨキッシュに代わる外国人投手として、イアン・マッキニーと契約を結んだと発表した。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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