長引くコロナ禍で、京都でも急激にテイクアウト専門店が増えました。今回は一風変わった京都らしいテイクアウトのお店を発見したのでご紹介します。

京阪「神宮丸太町駅」から徒歩約10分。丸太町通桜馬場通りの交差点にある『すりながしスタンド　だしとうまみ』。お店は建物の２階にあります。

建物2階にある、「京都ハンディクラフトセンター」の脇にある、小さなカウンターで商品を注文します。

こちらがメニュー。淡路産たまねぎとじゃがいものすりながしは9月末で終了予定です。旬の食材を使用するため季節によってメニューは変わります。スイーツにしか見えませんが、すべて和食の「すりながし」。「すりながし」というのは、食材をすりつぶしたものを出汁でのばして汁物にしたもの。和風のポタージュといった感じです。
こちらの「すりながし」は、同じ建物にある和食店『匠 正阿弥』の総料理長で、京都の有名老舗旅館で料理長もされた経験のある料理人の方が、一杯一杯丁寧にとられた出汁を使用し、すりながしのペーストには調味料を入れず、出汁と素材のうまみだけでつくられています。

『とうもろこしのすりながし』を購入しました。
店内にもイートインスペースがありますが、ストローで手軽にいただけるので、テイクアウトしました。
生クリームに見えるのは豆乳エスプーマ。とうもろこし、近江こんにゃく、出汁ジュレと色々な食感が楽しめ、和風のスープそのもの。出汁はあっさりしているのに、しっかりとした旨味があります。濃厚すぎないので、ドリンク感覚でもいただけます。

食事と一緒にスープとしていただいても良いですし、片手で手軽に飲めるので、移動中にドリンク代わりに飲むのも良いですよ。手軽に栄養も取れて、その上とってもヘルシー。皆様も一度お試しください。
※一部画像はご提供いただきました。

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