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【広島市】広島駅南口の緑地に立つモニュメント「宙の根っこ」とは?

なおゆきWebライター(広島市)

みなさんこんにちは、Webライターのなおゆきです。普段街を歩いていて何気なく目にするモニュメントや銅像。そんな中で、広島駅南口の猿猴川河畔の緑地にあるモニュメント「宙の根っこ」をご存知でしょうか?今回はこのモニュメントについてご紹介します。

「宙の根っこ」とは?

周辺を通ったことがある方は一度は目にしたことがあるのでは?
周辺を通ったことがある方は一度は目にしたことがあるのでは?

広島駅南口の猿猴川河畔の緑地にあるモニュメント「宙の根っこ」は、高さ約10メートルのジグザグな形をした鋼材が天に向かって延びています。近くによって見てみると鋼材の上にはたくさんの人形が並んでいます。その数なんと約250体。

鋼材の上には人形が250体並んでいる
鋼材の上には人形が250体並んでいる

私自身もこのモニュメントの近くを通る時に「変わった形のモニュメントだな」とちょっと気になる存在でしたが、駅前の再開発事業が進み、緑地を含め周囲の環境が整備されたことから、さらに注目を浴びるようになりました。

このモニュメントは彫刻家であり元東京造形大学教授である三木俊治氏によって制作されました。三木さんの作品には「行列」をモチーフにした作品が多いそうで、この宙の根っこは「行列は人間の営みを表し、恒久平和を祈念している」との意味が込められているそう。

モニュメント周辺には平和への願いを込めた言葉の数々が透明なボードに刻まれていました。

私が写真を撮っていると、大きなバックパックを背負った外国の観光客らしき人たちもモニュメントやこの透明なボードに刻まれた言葉を写真に撮っていました。こうやって訪れた人たちが平和について考えるきっかけづくりになったら良いなと思います。

また、「宙の根っこ」のすぐそばに「松原稲荷大神」があります。この神社には大きなクスノキがあり、神社とクスノキが一緒に、この地域を見守ってくれているようにも感じられます。

「松原稲荷大神」五穀豊穣、商売繁盛、家内安全の御利益があるとされています
「松原稲荷大神」五穀豊穣、商売繁盛、家内安全の御利益があるとされています

まとめ

「宙の根っこ」は地元の人々や広島に訪れる観光客に親しまれている存在です。このモニュメントは、広島の平和と復興のシンボルとしてだけでなく、地域のアートや文化の一部としても重要な役割を果たしていると思います。今回の記事を読んで「宙の根っこ」が気になった人はぜひ足を運んでみてくださいね。

宙の根っこ
住所:〒732-0822 広島県広島市南区松原町12

Webライター(広島市)

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