【広島市】広島にネコ駅長がいるの知ってた?やまと・ちどりに会いに行ってきた!
こんにちは、Webライターのなおゆきです。みなさん、JR芸備線志和口駅にはネコ駅長がいるのをご存じですか?今回はネコ駅長「やまと」、副駅長を務める「ちどり」に会いに行ってきたのでみなさんにご紹介します。
やまととちどりに会いに行く
今回私は、志和口駅に猫駅長がいると聞いて、さっそく現地へ足を運んでみました。駅から少し歩くと、「二代目ネコ駅長のお家」と「りょうま駅長記念館」という看板を掲げた建物が目に飛び込んできます。ここが、やまととちどりが過ごす場所。お家の入り口付近にはやまととちどりの看板がありました。
建物の中に入ると、初代猫駅長「りょうま」の思い出が詰まった展示物がずらりと並び、温かな雰囲気に包まれていました。
初代ネコ駅長のりょうまは、広島県を走るJR芸備線の志和口駅で初代猫駅長として多くの人に愛された存在でした。
2019年にその生涯を閉じましたが、2024年3月、元保護猫の「やまと」が2代目猫駅長に、そしてその兄弟猫「ちどり」が副駅長に就任。兄弟仲がとても良く、人懐っこい性格が選ばれた理由だそう。
私が訪れた日、やまととちどりは館内の広いゲージの中でのんびりと過ごしていました。
この日はスタッフさんの計らいで、2匹をゲージの外に放すことに。すると、さっそくちどりが近づいてきてくれました。。青い首輪がトレードマークの副駅長のちどりは、まん丸の顔とマイペースな性格がチャームポイント。カメラに興味津々な様子で、匂いをクンクン嗅ぐ仕草が可愛い。
一方のやまとは、凛々しい顔立ちと好奇心旺盛な性格が魅力。遊ぶのが大好きで、この日も隠れたり顔を見せたりと、自由気ままに過ごしていました。
そんな2匹に駅長の帽子をかぶせようと試みる中原館長。ちどりは素直に帽子をかぶってくれたのですが、やまとは素早く逃げ出す一幕もありました。その無邪気な姿に、思わず笑みがこぼれます。
記念館には、やまととちどりに会いに来た人々が残したメッセージノートもありました。「来年もやまと・ちどりに会いに来ます」「神奈川県から来ました!やまととちどり可愛い」といった日本各地のコメントが書き記されていました。驚いたのは、英語や韓国語のメッセージも多く、2匹が海外からの訪問者にも愛されていることが伝わってきました。
中原館長によると、大型連休には1日で100人を超える来館者があるそう。これにはびっくりしました。
現在、やまととちどりの「お仕事」は、元気に遊んで食事をすること。そして将来的に外出できるよう、ハーネスのトレーニングも進めているそうです。
また、そんな2匹の姿を収めた2025年カレンダーもここ最近に完成。どれも愛らしい写真ばかりで、猫好きにはたまりません。気になった方はこちらのホームページもチェックしてみてくださいね。(※記念館ではカレンダーやグッズ販売はしておらず、ホームページから購入できるそう。)
たくさんやまとと、ちどりにふれあっているとあっという間に時間が過ぎていきました。取材を終えて帰り際、記念館の出口付近に「給料袋」を発見。
この給料袋は訪問者がおやつやおもちゃ代として寄付できる仕組みだそうです。このお給料が2匹の暮らしを支えていると思うと、自然と応援したくなりました。私もお給料を渡して記念館を後にしました。
まとめ
今回の取材では、愛らしい「やまと」と「ちどり」の姿に心が癒されました。取材中も何組ものお客さまが訪れ、やまととちどりに会った瞬間に自然と笑顔になる姿がとても印象的でした。この小さな駅が、猫駅長たちの存在を通じて多くの人に愛され、訪れる人々の輪がさらに広がっていくことを願っています。そしてこの記事が、やまと・ちどりに会いに行くきっかけになれば嬉しいです。興味を持たれた方はぜひ「二代目ネコ駅長のお家・りょうま駅長記念館」を訪れてみてくださいね。
二代目ネコ駅長のお家・りょうま駅長記念館
■開館日
日曜・火曜・金曜
■開館時間
10:00〜15:00
■入館料
無料
■アクセス
広島県広島市安佐北区白木町市川2193-4
志和口駅前「りょうま記念館」内