一生に一度は味わたい!「温泉地グルメ」5選
温泉旅の楽しみといえば、ご当地グルメが欠かせない。その温泉地ならではの料理や食材は忘れがたい旅の思い出となる。
そこで今回は一度は味わってみたい温泉地グルメを5つ紹介したい。
松葉ガニ(城崎温泉)
関西を代表する名湯・城崎温泉(兵庫県)は外湯やお店などが充実し、湯巡りが楽しい温泉地だ。そんな温泉地の風物詩が、11月~3月に漁が解禁される「松葉ガニ」だ。冬場の温泉街はカニ一色となる。松葉ガニは日本海で獲れる雄のズワイガニのことで、ぎっしりつまった甘い身が美味だ。個人的におすすめなのは、雌のズワイガニ「セコガニ」。濃厚な味わいの内子(卵巣)、外子(卵)は、この時期ならではの珍味だ。松葉ガニは各旅館や飲食店で食べられる。
大鰐温泉もやし(大鰐温泉)
津軽の奥座敷として親しまれてきた大鰐温泉(青森県)は開湯から800年以上の歴史を持つ。そんな温泉街で生産される伝統野菜が「大鰐温泉もやし」。温泉の熱と温泉水を用いて栽培される。特徴は30センチ以上まで成長する茎の長さと、シャキシャキとした独特な食感。通常のもやしよりも大豆の風味が強く感じられるのも印象的だ。炒め物やラーメン、どんぶりの具材のほか、しゃぶしゃぶでも食べられる。
栗だんご(鳴子温泉)
多種多様な泉質が湧くことで知られる鳴子温泉(宮城県)の名物和菓子。大きな栗をまるごと包んだ餅にしょうゆ風味の餡がたっぷりとかけられている。一般的なみたらし団子の4倍くらいの大きさが特徴。温かい餡がたっぷりとかけられた出来立てのだんごは、寒さが厳しくなる秋~春にかけてがおすすめ。湯上がりのおやつにも良い。
蒸し釜料理(小浜温泉)
100度近い高温の源泉が湧き出すことで知られる小浜温泉(長崎県)では、その温泉の蒸気を活用したグルメが名物になっている。専用の蒸し釜の中に魚介や卵、野菜などを入れて蒸し上げる。飲食店でもいただけるが、旅館や温泉街には観光客が利用できる蒸し釜もあるので、スーパーなどで調達した食材を自分で調理することもできる。
源泉豆腐(ながぬま温泉)
ながぬま温泉は、北海道の長沼町内にある唯一の公共温泉施設。塩分の強い濃厚な源泉が掛け流しにされている。その源泉を活用してつくられているのが豆腐商品の数々だ。長沼町は国内有数の大豆の産地。塩分のきいた源泉が大豆の甘味を引き立てる。同じ敷地内に併設されたレストランのジンギスカンも名物グルメとして人気だ。
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