生成AIでロゴ作成してステッカーをネット販売する方法
生成AIのニュースを目にしない日はないくらい、AIは話題です。あなたもAIを活用しているでしょうか? 話題にはなっているものの、なかなか自分の生活に取り入れるまでには至っていない、という人も少なくないのではないでしょうか。ぼくもそうです。
画像を生成したり、音楽を生成したり、クリエイティブな分野の活用が話題になることが、AIを自分ごととして考えられない理由の一つかもしれません。AIに何か質問しても「本当にその答えは合っているのだろうか?」と、疑心暗鬼になってしまうこともしばしばあったりして。
そんなふうなAIとの距離感の自分ですが、やっと「これは良い!」という使い方を見つけることができました。それは、AIでロゴをデザインし、ステッカーとしてネットで販売するという使い方です。
ぼくはデザイナーではありませんし、デザインに強いとも思っていません。しかし、AIを活用すると、これならかなり簡単なのです。少しでもやる気のある人には、ぜひチャレンジしてみてほしいと思い、どのようにAIにロゴ作成を依頼し、できあがったロゴをステッカーとして販売したか、という方法を解説してみます。
「こんなステッカーが欲しいんだよな〜」というアイデアのある人は、ぜひチャレンジしてみてください!
「LogoAI」でロゴを作成する
まずロゴを作成しますが「LogoAI」というサイトを利用します。大量のロゴ生成までは無料で使えます。データをダウンロードするのが有料です。
「LogoAI」は、その名の通りAIにより、新しいロゴを生成してくれるサービスです。自由度はそこまで高くはないのですが、デザインに覚えのない人には、まず試してみるにはぴったりのサービスです。
使い方は簡単で、ブランド(ロゴ)の名前を入力し、旅行やスポーツといった業種、そして寒色や暖色などの色合いを選ぶだけです。
一点だけ注意がありまして、今のところ日本語は使えません。そのため英語前提のロゴを作ることになります。
業種を選ぶ。
色合いを選ぶ。
さらに必要であれば、シンボルマークも追加することができます。
ぼくは茅ヶ崎の友人から聞いた「クルマがすぐに砂まみれになってしまい洗車が面倒だ」という愚痴から発想し、洗車しない言い訳のロゴとして「SUNA MAMIRE NO CHIGASAKI(砂まみれの茅ヶ崎)」を作りました。
茅ヶ崎がモチーフのステッカーなので、有名な烏帽子岩風の岩もシンボルマークとして追加してみました。
あとはAIにお任せで、自分が気に入るものが出てくるまで、次々にロゴを生成していくだけです。さすがAIで、数百個はデザインをお願いしてしまいました。
良さげだなと思い、保存していたロゴの一覧です。
これが良さそうだと思うものを選ぶと、グッズ展開などを提案してくれます。ステッカーだけでなく、Tシャツやカップも作ってみたくなります。
気に入ったロゴの色合いを調整していると、たまたま暖色にしたらとても良くて、結果的にそれを購入することにしました。海なのでずっと寒色で作っていましたが、最終調整で判断が変わりました。
料金プランは以下の通りです。
・BASIC 29ドル
・PRO 59ドル
・BRAND 99ドル
以上の3種類で、ダウンロードできる画像の解像度が違うなどします。
ぼくが必要だったのは630×630px以内の画像だったので、800x600pxのPNGファイルがダウンロードできる「BASIC」を購入しました。
※購入したデータは商用利用可能です。
ロゴをステッカーとして販売する
生成したロゴをステッカーとして販売するにあたり、利用するのは「SUZURI」というサイトです。
画像データをアップロードすると、ステッカーだけでなく、Tシャツやパーカー、マグカップやグラスなど、様々なグッズをオンデマンド印刷し、販売することができるサイトです。在庫を持たないので、手軽に利用することができます。
※商用利用可能なAI生成データであれば明記して販売可能です。
「LogoAI」からダウンロードしたPNGファイルをアップロードし、サイズを調整すれば、ステッカーとして販売することができます。
「SUZURI」は利益を乗せて販売することもできる、クリエイター向けのサイトです。
クリエイター向けということで自分には縁遠く感じていましたが、AIがロゴを作ってくれれば、自分好みのグッズを販売して収益を得ることもできますね。
AIでロゴ生成してグッズ販売する可能性
自分はデザインができないから、と諦めていたところもあったのですが、代わりにAIにデザインしてもらうことで、可能性が広がることを実感しました。
大事なのは、どんなロゴにするかというアイデアの部分です。ここもAIに任せるのか、それとも自分の感性を感じるのか‥‥まずは楽しむなら、自分のアイデアで色々と試してみたいと思いました。
慣れれば1時間とかからずにデザインからグッズ販売までこぎつけることは可能だと思います。そのくらい展開はスピーディーです。
興味のわいた人は、ぜひチャレンジしてみてほしいと思います。
詳細なレビューは↓もどうぞ。
▼非デザイナーがロゴ生成AIサービスにロゴを作成してもらいステッカーとして販売してみた話(クーポンコードあり)(外部サイト)