【多治見市】テレビで紹介された「道マニア界で噂の謎の道」へ行ってきました! 紅葉時期にもまた来たい♪
2024年4月2日(火)に、CBCテレビ「道との遭遇」で紹介された、岐阜県多治見市 市之倉町にある、つづら折りの道へ行ってきました。
今回は、紅葉スポットとしても知られる「古虎渓公園」の駐車場(2台ほど駐車可)に車を停めて目的地へ向かいました。
古虎渓公園の直ぐ横を流れる川沿いの道(387号)を上流に向かって歩きます。
少し歩くと、右方向へ続く分岐点があるので、そこを右へ進みます。(分岐点付近のガードレールに「石見橋」と書かれています)
こちらが、道マニア界で噂の「つづら折りの道」です。
渓谷を眺めることができる景観の良い道です!
周囲には落葉樹が生えていて、紅葉時期は渓谷と共に紅葉狩りも楽しめそうです♪
つづら折りの坂道を登りきった場所にトンネルがあります。
トンネル内には、自動で灯る人感センサー照明が設置されていました。
素掘りのまま、岩がむき出しになった部分もあり面白いです!
トンネルの天井の岩からは、水滴がポタポタと滴れ落ちてきていました。岩から染み出てくる水滴を眺めながら(雨水が、このように岩の間を通って地中で「ろ過」され、美味しいミネラルウォーター(湧き水)がつくられるんだな~・・)と、よくできた自然のサイクルに感動しました。
トンネルを通過した場所にある「割烹料理 四笑庵」さん(現在は閉店されています)。丁度、ご主人がお掃除をされており、謎の道について少しお話を伺いましたが、県道ができる前からあった道で、詳しいことはよく知らないと仰っていました。
このトンネルは「三滝(みたき)トンネル」と名付けられています。
三滝トンネルについて調べてみると、「多治見市トンネル長寿命化計画」 の資料にたどり着きました。(資料には、修繕前のトンネルの写真が掲載されています)
多治見市が管理する道路トンネルは、「三滝トンネル」と「古虎渓人道トンネル」。ともに歩行者専用トンネルで、建設年度は不明ですが、建設後100 年以上の経過が想定されているそうです。(私たちが気付かない所で、安全面を考え維持管理してくださっている方々に感謝です)
古虎渓人道トンネルを通って、古虎渓駅までウォーキングしてみました。(古虎渓人道トンネルは、古虎渓公園前の道路を横断して、土岐川沿いを下流方向に歩いた場所にあります)
土岐川を眺めながら、歩行者専用の景観の良い道を進みます。
「天ヶ橋(あまがはし)」を渡り、対岸へ移動します。
橋の上から眺める土岐川。自然豊かで気持ちいい~♪
対岸の道を古虎渓駅方向へ進むと、右手に小さなトンネルの中に階段が作られた謎の通りや、頭部に狐が彫り込まれた石仏様など、新たな発見があり面白いです。
自然豊かで景観も良く、春は さまざまな野花が咲いている癒しのウォーキングコースです。
トンネルと言えば、岐阜県多治見市と愛知県春日井市の間にある、「愛岐トンネル」の特別公開イベントもお薦めです! (春と秋の2回公開)
いかんいかん・・。
書きたいことが、芋づる式に出てきてしまいますが、長くなってしまうため今回は愛岐トンネルのイベントについての詳細は控えさせていただきます。
歴史ある道やトンネルを、これから先もずっと守っていきたいですね。
古虎渓公園・三滝トンネル・古虎渓人道トンネル
所在:岐阜県多治見市市之倉町13丁目