【神戸市】阪神大震災で倒壊 いまは門柱だけが残る「下山手カトリック教会跡」
煉瓦造りのロマネスク様式の名建築だった聖堂
下山手カトリック教会は、 1910年(明治 43)年に現跡地に聖堂を建立。煉瓦造り平屋建てのロマネスク様式の建物で、神戸市建築百選にも選出された建築物でした。しかし、阪神大震災にて全壊してしまいます。その後も建物が復興されることはなく、教会は解体撤去されてしまいました。
現在は跡地の一画に教会の門柱だけが残っています。この門柱があることでこの場所だけ雰囲気が違ったものに感じます。この場所だけが時代が止まっているかのよう。ここにある案内板を読んで阪神大震災による被害の跡地であることを理解できます。
現在この教会跡地には介護施設が建っています。この地にかつては煉瓦造りの教会があったことを想像してみることも阪神大震災の被害を忘れずに思い続ける一環になるのではないでしょうか。
下山手カトリック教会跡
神戸市中央区下山手通 7-17-1