友人のお宅でとてもおいしいプリンを作って頂きました。玉子の濃厚な旨味が凝縮されたプリンはまるでパテシェが作ったような出来前に、「こんなにおいしく作れるなんてすごい！」と感動した私に、「玉子が良いんだもん！」と自慢げに見せてくれたのが、『富士の明月』というパッケージでした。

「へぇ～」とパッケージを眺めてみたときに、ふと気が付いたのが採卵者の『あさぎり宝山ファーム農場』という名前！これってもしや…と思いながら家に帰って冷蔵庫の玉子パックを確認しました。

家族が少ない家庭なので、なるべく新鮮な玉子を使いたいと購入するのはいつも6個入りのパックの『朝霧高原のごく旨赤たまご』。
朝霧と書いてあるので、なんとなく地元のものだと思いながら購入していたのですが、採卵者は『富士の明月』と同じ『あさぎり宝山ファーム農場』さんでした。

『あさぎり宝山ファーム農場』を調べてみると富士山麓・標高900ｍにあり、日本では珍しい動物福祉に対応したヨーロッパ発祥のエイビアリーという新たな飼育方法で、鶏たちは昼間は野外で日光を浴びて砂遊びをし、暗くなると巣箱や止まり木で休息できる多段式鶏舎で自由にストレスなく育てられているのだそう。

購入したての玉子は大好きな卵かけご飯にして食べるのですが、ぷっくりとした濃い黄色のつややかな卵黄と盛り上がった卵白。濁ってるのは新鮮な証拠です。

薬味ネギを少し混ぜて食べれば、朝ご飯はこれだけで充分と思えるおいしさです。

少し日にちが経ってしまったら、調理して食べます。今週はとても寒い日が続いたので、ゆで卵からのおでんにしました。

大きさと色がまちまちなのは、こうした自由な環境で育てられている証なのかもしれません。

茹で上がりもぷるんぷるん。

おいしいおでんに仕上がりました。

毎日何気なく食べていた『朝霧高原のごく旨赤たまご』ですが、実はおいしい玉子を食べていたんだと実感すると、さらにおいしさが倍増したような気分です。

今回『あさぎり宝山ファーム農場』の直売所が中里東町にあることも知ったので、一度出かけてみたいと思います。