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ケトルってなに?メリットと選び方

せす家電Youtuber/元家電量販店店員

みなさんは電気ケトルを使っていますか?

最近では一人暮らしの家電セットの中に必ず入るほどメジャーになりましたが、意外と使っていない人もいるそうです。

そこで今回は電気ケトルのメリットや選び方、やかんやポットとの違いを紹介していきたいと思います!

電気ケトルのメリット

電気ケトルの魅力とは

電気ケトルは簡単にいうとお湯を沸かすためのものです。お湯を入れて電源を入れるとコップ一杯分の水を1分ほどで沸かしてくれます。

ケトルのいいところは使う分のお湯をすぐに沸かすことができるところです。

電気ケトルVSやかん

お湯を沸かすといえばやかんですが、やかんとの違いはなんでしょうか。

やかんとの大きな違いは一度にお湯を沸かせる量です。

電気ケトルは大きくても1.2Lくらいの容量がMAXです。一方でやかんは2〜3Lのお湯を一気に沸かすことができるものが多く、ものによっては5〜10Lの水を一気に沸かすことができます!

3〜4人分のお湯を一度に沸かしたい場合や、複数人分のカップ麺などを一気に作りたい場合はやかんの方が便利です。

ケトルは少しのお湯をすぐに沸かすことに向いています。

やかんは火を使うので危険ですが、ケトルは火を使わない分安全性も優れています

電気ケトルVSポット

お湯を沸かすものその2といえば電気ポットです。

電気ポットは常にお湯の状態に維持しておくことができます。

一度に何杯分もお湯を使いたい人や、お湯を使った飲み物を高頻度で飲む方にはポットの方がおすすめです。

もちろん、ずっとお湯にしておく分、電気代はポットのほうが高くなってしまいます。

電気ケトルの選び方

電気ケトルは多くの種類が販売されていて、選ぶのが難しいです。

ただ、ほとんどの機種があまり変わらないものでもあるので、どんな違いがあるかを紹介していきます。

電気ケトルの選び方①容量

電気ケトルは機種によって0.6〜1.2Lのものが多いです。カップ一杯分は200mlなので、0.6Lでも充分に思えそうですが、カップ麺などは500mlほどのお湯を使う物もあります。なにに使うかで容量が大きく変わってくるので、用途に合わせて選びましょう。

電気ケトルの選び方②安全性

電気ケトルは火を使わないですが、中に入っているのはお湯なので安全性も大切になってきます。

ステンレス製の電気ケトルはデザイン性がおしゃれでも、本体自体が熱くなるのでやけどの危険性があります。本体が樹脂の二重構造になっている機種は、外が熱くなりにくい分、安全性が高いです。

また、倒してしまった時にお湯がこぼれない機能が付いているものもあるので、お子さまや年配の方がいる家庭にはおすすめです。

電気ケトルの選び方③保温や温度設定

電気ケトルはもともと使う分の水を沸騰させるためのものでした。しかし、最近では特定の温度にお湯を温めたり、1時間の保温機能が付いている機種もあります。

温度設定ができることで、赤ちゃんのミルクを作ったり、紅茶などの香りを損なわずに淹れることができます。

また、保温設定は2杯目を飲む時にもう一度沸かす手間が省けます。

何杯か一度に飲みたい方にはおすすめの機能です。

おすすめのメーカー

T-fal

電気ケトルといえばT-falです。

機能性はそこまで高くないですが人気がある機種です。多くの種類が出ており、保温や温度設定できる機種や丸洗い可能な機種、倒れてもこぼれない機種など、用途によって選ぶことができます。

タイガー

[画像提供:タイガー魔法瓶]
[画像提供:タイガー魔法瓶]

タイガーの電気ケトルは安全性の高さで人気があります。本体は二重構造で触ってもやけどしにくく、倒れてもお湯がこぼれるのを防いでくれます。また、蒸気が出にくい機種もあったりと機能性はかなり高いので安心のメーカーです。

おすすめのケトル

ここまで選び方の解説をしてまいりましたが、おすすめのケトルは筆者の運営サイト「家電情報局」にて紹介しています。

家電量販店の店員がすすめる!ケトルBEST3|家電情報局

気になる方は是非チェックしてみてください!

家電Youtuber/元家電量販店店員

元家電量販店店員。白物担当として勤務して理美容、調理、生活家電など広い分野を担当。とにかく家電が好きで、YouTubeにて実際に買った商品やおすすめ商品の紹介や、家電の選び方の解説などもしています。Youtube以外にもWebメディアでの記事執筆やラジオ出演など幅広く活動経験あり。

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