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美浦村で開催中!まだ間に合う、ウマ娘とのコラボイベント開催中 サクラの調教師伝授の美浦の特産品は?

花岡貴子ライター、脚本&漫画原作、競馬評論家
ライスシャワーの関係者の好意により記念品が展示されている(筆者撮影)

「ウマ娘」以外に関係者の好意によって集められた記念品の数々を展示

 JRA美浦トレーニングセンターのある美浦村で人気ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」とのコラボイベントが開催中だ。会場である地域交流館「みほふれ愛プラザ」はJR土浦駅から車で約30分かかる場所である。こんな遠くでもファンの方々が来てくれるのだろうか?と筆者は疑心暗鬼であったが…全くの余計なお世話であった。

地域交流館「みほふれ愛プラザ」外観(筆者撮影)
地域交流館「みほふれ愛プラザ」外観(筆者撮影)

 筆者が訪れたのは平日であったが明らかに地元の方ではないであろうファンの方がお見えになり、展示された数々の品々を眺めている。

 店内には関係者の協力によって集められた記念品の数々、物販店の横には「ウマ娘 プリティーダービー」のパネル展示もある。

 これは確かにここまで足を運ぶ価値がある、と感じたのだった。

人気ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」と美浦村のコラボイベントパネル(筆者撮影)
人気ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」と美浦村のコラボイベントパネル(筆者撮影)

ショップには美浦所属の人気ジョッキー北村宏司騎手、横山武史騎手の等身大パネルがある(筆者撮影)
ショップには美浦所属の人気ジョッキー北村宏司騎手、横山武史騎手の等身大パネルがある(筆者撮影)

こちらには石川裕紀人騎手の等身大パネルの展示 さらに関連ポスターや競馬グッズコーナーもある(筆者撮影)
こちらには石川裕紀人騎手の等身大パネルの展示 さらに関連ポスターや競馬グッズコーナーもある(筆者撮影)

トレセンつながりならではの独自のグッズも販売中

 購入500円ごとにクリアファイルを1枚貰えるが、人気のライスシャワー、デュラメンテは既に配布を終了している。今回、クリアファイルに選ばれたキャラクターは皆、美浦トレセンの所属であるという点にこころが熱くなった。

 そう、筆者もかつて美浦に住んで取材を重ねていた時代があったが、その頃によく取材したグラスワンダーやセイウンスカイ、メジロドーベル、サクラローレル、サクラバクシンオーのクリアファイルもあり、その面々を見るたびに「あの時代、あんなことがあったなぁ」と数々の思い出が蘇っていた。

当ショップオリジナルグッズの数々(筆者撮影)
当ショップオリジナルグッズの数々(筆者撮影)

こちらも関係者からの御厚意で競馬使用時や調教のゼッケンが展示されている(筆者撮影)
こちらも関係者からの御厚意で競馬使用時や調教のゼッケンが展示されている(筆者撮影)

 グッズの中で人気があるのは、美浦トレセンで実際に使用された蹄鉄だそうだ。

 美浦村のふるさと納税の返礼品としても使われており、いまや美浦を代表する土産品のひとつだ。

「美浦トレセンの協力で蹄鉄を入手していますが、常時、ストックがあるわけではありません。また、入手してからこちらで手入れをした後に販売しているので、商品の供給が追い付きません。入荷状況は店舗へ問い合わせていただければお答えできますし、SNSでもお知らせしています。」(みほふれ愛プラザの佐藤さん)

人気の「美浦馬の蹄鉄」は売り切れ中だった(筆者撮影)
人気の「美浦馬の蹄鉄」は売り切れ中だった(筆者撮影)

筆者のおススメはサクラの名馬を育てた御大が愛した「美浦の米」

 たくさんクリアファイルを貰うためには物品の購入が必要だが、筆者はぜひ美浦の米をおススメしたい。というのも「美浦の米が美味い」というのは、サクラバクシンオーを育てた境勝太郎調教師から教わったからだ。

 いつだったか、ひょんなことから境師のご自宅で朝ご飯をいただくことになったが、その時に美浦で採れた新米がテーブルに並んだ。

「美浦の米は甘くて美味い。一級品だ。たくさん食べなさい。」

と、有難いことにもてなされ、美浦の米を頬張ったら…

「甘い!」

まろやかで柔らかいが触感のいい米に、なんとも感激したものだ。

 お米を5キロ買えば3000円を軽く超える。かつて境勝太郎師も愛した美浦の米をサクラバクシンオー、サクラチトセオー、サクラローレルつながりで味わってみてはいかがだろうか。

 なお、当イベントは8月9日までだが、期間中であってもノベルティはなくなり次第終了とのことだ。

筆者のおすすめは美浦村の米(筆者撮影)
筆者のおすすめは美浦村の米(筆者撮影)



地域交流館「みほふれ愛プラザ」(Google Map)

午前9時(地域産品直売所は午前9時30分)~午後6時(水曜休館)
Xアカウント @mihorse_farm で蹄鉄の入荷状況、クリアファイルの終了状況等がわかる

ライター、脚本&漫画原作、競馬評論家

競馬の主役は競走馬ですが、彼らは言葉を話せない。だからこそ、競走馬の知られぬ努力、ふと見せる優しさ、そして並外れた心身の強靭さなどの素晴らしさを伝えてたいです。ディープインパクト、ブエナビスタ、アグネスタキオン等数々の名馬に密着。栗東・美浦トレセン、海外等にいます。競艇・オートレースも含めた執筆歴:Number/夕刊フジ/週刊競馬ブック等。ライターの前職は汎用機SEだった縁で「Evernoteを使いこなす」等IT単行本を執筆。創作はドラマ脚本「史上最悪のデート(NTV)」、漫画原作「おっぱいジョッキー(PN:チャーリー☆正)」等も書くマルチライター。グッズのデザインやプロデュースもしてます。

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