紫色の葉が個性的な庭木!ガーデニングのアクセントになる植物を園芸のプロが解説
庭に個性的な雰囲気をプラスしてくれる、「西洋ニンジンボクプルプレア」。特に、葉の表は濃い緑色、裏は紫色というユニークな葉色が特徴で、見る角度によって異なる表情を楽しむことができます。風が吹くたびに葉がひらひらと揺れ、緑と紫のコントラストがとても美しく映えます。
この記事では、西洋ニンジンボクプルプレアの魅力と育て方のポイントを詳しくご紹介します。
西洋ニンジンボクプルプレアの魅力
西洋ニンジンボクプルプレアは、個性的な葉色と美しい花を併せ持つ、庭のアクセントにぴったりな植物です。葉の表面は濃い緑色で、裏面は紫色をしているため、光の加減や風の動きによって異なる色が見え隠れします。
また、夏の終わりから秋にかけて咲く花も小さくて可愛いです。その独特な存在感が庭を引き立ててくれます。
育て方と気をつけるポイント
西洋ニンジンボクプルプレアは比較的育てやすい植物ですが、いくつか注意点があります。
西洋ニンジンボクプルプレアは、地植えにするととても大きく成長します。苗はとても小さい状態で売られているので、要注意です。限られたスペースで育てる場合は、鉢植えで育てることをおすすめします。
また、関東地方では、冬の寒さが厳しくなると地上部が一時的に枯れてしまうことがあります。寒さで葉や茎がダメージを受けても、春になると再び新芽を出し、力強く芽吹いてきます。ただし、芽吹きが他の植物よりも遅めなので、4月を過ぎてもまだ動きが見られないと不安になるかもしれません。でも、焦らず待つことが大切です。暖かくなれば徐々に芽が顔を出し、再び生長を始めてくれます。
また、春から秋にかけては生長が早く、日当たりの良い場所で育てると、葉の色がより鮮やかになります。日陰だと葉色がくすんでしまうことがあるため、植える場所はできるだけ日当たりの良い場所を選ぶと良いでしょう。適度な水やりと肥料を与えることで、健康的に育てることができますが、水はけの良い土壌を用意することも重要です。
まとめ
西洋ニンジンボクプルプレアは、葉の色合いや可愛らしい花で庭を美しく演出してくれる魅力的な植物です。冬の寒さで地上部が枯れることがあっても、春にはしっかりと芽吹くので、焦らず待つことが大切です。風に揺れる葉の美しいコントラストと、夏から秋に咲く可愛らしい花を楽しみながら、庭を華やかに彩ってみませんか?育てやすくて個性的な西洋ニンジンボクプルプレアを、ぜひあなたのガーデニングに取り入れてみてください。