監督がクローザーと同じ髪型に。これは球団の伝統!?
シアトル・マリナーズのスコット・サービス監督が、クローザーのエドウィン・ディアズと同じく、サイドに「Z」をあしらった髪型にした。
ディアズのインスタグラムには、サービス監督の髪を自らカットする動画(合成)もアップされている(Link)。
サービス監督は、4月にESPNのラジオ番組で、ディアズが50セーブを挙げたら、同じ髪型にすると約束した。8月25日、ディアズは10回裏を0点に抑え、史上14人目(17度目)のシーズン50セーブに到達した。
思い返すと、マリナーズには過去にも似たような「約束」があった。メジャーリーグ1年目のイチローに対し、元メジャーリーガーで解説者のロブ・ディブルは「首位打者を獲得したらニューヨークを裸で走る」と宣言した(結果については、言うまでもない)。また、1995年のスプリング・トレーニング中、ルー・ピネラ監督はケン・グリフィーJr.との賭け――打撃練習で場外に何本打てるかという賭けだったらしい――に勝ち、ステーキ・ディナーをご馳走してもらうことになった。数日後、監督室のドアを開けると、そこには本物の牛がいた。
なお、マリナーズは「エレクトリック・エディズ・チケット・スペシャル」と銘打ち、外野席とTシャツをセットにした特別チケットを発売している。試合は9月3日、値段は15ドル。追加料金なしで、ディアズと(サービス監督とも)同じ髪型にカットしてくれる。