夏のキャンプに欠かせない「ハッカ油」!効果は虫除けだけじゃない!?
近年、ハッカ油の持つ虫除けの効果や清涼感などアウトドア向けの性質が、再び話題になっています。
ハッカ油とは、ミントから抽出したものです。
スーっとした爽やかな香りが特徴的で、食品や化粧品など広く使用されています。
今回は、そんな暑い夏のキャンプアウトドアに役立つ、ハッカ油の具体的な効果や使用方法を紹介します!
ハッカ油を使った害虫対策
夏のアウトドアの味方!虫除け効果
ハッカの爽やかな香りは、蚊・アブ・ブヨ・ハチ・カメムシにとって忌避性があると言われています。
ハッカの香りが虫除けの効果を果たしてくれるそうです。
ハッカ油の虫除けスプレーを使う場合は、ハッカの香りが消えないようにこまめに付け直すと、虫除けの効果を持続することができます。
また、アウトドアだけではなく、家のゴミ箱や網戸周辺など虫が気になる場所に、ハッカ油を吹きかけると虫よけの効果が現れます。
天然の虫除けスプレーをハッカ油で作る
手ピカジェルで有名な健栄製薬のHPに、ハッカ油を使った天然虫除けスプレーの作り方が紹介されていました。
薄めていないハッカ油は、非常に刺激が強いので、人体に使用する場合は薄めてから使いましょう!
無水エタノールはドラッグストアなどで購入することができます。
ハッカ油は「油」なので、水には溶けません。虫除けスプレーを作る場合は、無水エタノールを使いましょう。
無水エタノールは化粧品に使われている、肌についても問題がない成分です。
しかし、無水エタノールは揮発性が非常に高いので、ハッカ油の清涼感と合わさって、強い刺激を感じる場合があります。
敏感肌の方は、使用に注意してください。
また、揮発性は弱くなりますが、精製水を追加して刺激を和らげることも可能です。
なお、精製水は水道水のように腐りにくい処理が施されていません。キャンプ場などの暑い環境下では、腐らないように注意しましょう!
精製水で割ったハッカ油を使用する場合は、涼しい場所で保管し早めに使いきります。
ハッカ油の注意点
- 原液を肌につけない(薄めて使う)
- ハッカスプレーの保管に注意(腐らないように)
- 肌がかぶれないか確認してから使用する
- 目に入れない
- ペットには使用しない
ハッカ油に殺虫効果はナシ!
ハッカ油の香りは虫除けの効果がありますが、殺虫効果はありません。
ハッカ油だけでは効果は限られているので、蚊取り線香などの殺虫効果があるものと併用すると、より効果があります。
キャンプ場などは、アブやブヨなどが多く発生するので、虫対策をしっかりとおこなって夏キャンプを楽しみましょう!
虫除け効果だけではないハッカ油の魅力
灼熱の夏キャンプで涼しさを確保
ハッカ油は、スーっとする清涼感を持っています。
首などに、スプレーをかけることで、気軽に清涼感を楽しむことができます。
消臭効果で汗対策!
爽やかな香りが、嫌な臭いを和らげてくれます。
また、消臭抗菌の効果があるので、沢山汗をかく夏キャンプにはぴったりです。
靴やシュラフなどに、ワンプッシュすると籠もった匂いに効果があります。
夏のアウトドアにはハッカ油!
夏のキャンプやアウトドアを快適に楽しむためにも、害虫対策や暑さ対策は必ず必要です。
自然由来のハッカ油スプレーを活用すれば、もっとキャンプが楽しくなるかも!
嵩張ることもないので、キャンプグッズの中に忍ばせてみてはいかがでしょうか?