東京湾に面したリゾート地に建つ「ヒルトン東京ベイ」の地下1階にある中国料理「王朝」にて、2024年5月9日（木）から6月28日（金）までの祝日を除く月・木・金曜限定で、「初夏のチャイニーズアフタヌーンティー」がいただけます。

旬の素材で作られた中国料理とスイーツは、アフタヌーンティーの域を超えたグルメな味わいで感動的でした！ヌン活ファンはチェック必須ですよ。

初夏のチャイニーズアフタヌーンティー

”王朝”感のあふれるラグジュアリーな空間にて供されるアフタヌーンティーセットは、鳥かごスタイルの2段スタンドと球体の三段重、蒸し物とパフェが別皿で供されます。

セイボリー7種、デザート6種を紅茶や中国茶のフリーフローで、お席は2時間ゆっくり楽しめます。

黄（こう）シェフの点心

中国国家認定高級点心師の資格を持つ「黄（こう）」シェフによる「白海老のシューマイ」は金色の蒸し器で登場。

白海老のむき身がプリプリのシューマイは、揚げた白海老のトッピングの香ばしさとパクチーの風味で格別のおいしさ！もっともっと黄シェフの点心を食べてみたいと思いました。

瀟洒（しょうしゃ）な鳥かごスタンドに遊び心のある本格チャイニーズ

王宮で大切に飼われている小鳥？そんな妄想をしてしまうステキな鳥かごスタイルのスタンドに盛り付けられているのはセイボリー。

「クラゲの椒麻ソース」は、コリコリとした食感のクラゲにヒリヒリと山椒の効いたホットなソースがかかっていました。

生姜とほのかな甘さも感じられ、アフタヌーンティーでも本格的な中国料理がいただけるのだと嬉しくなりました。

「真鯛の油淋ソース」は、旬の真鯛にピスタチオと松の実をウロコに見立ててまぶし揚げ。ユーリンチーでおなじみの酸味のあるとろみソースがぴったりでした。

最近たまに見かけるインドのおやつ「パニプリ」。サクッとした揚げ菓子の中に、カレー風味のピータンが入っていて楽しい。

「帆立のマグマ塩炒め」は、ヒマラヤのピンク岩塩で味付けされ、ブロッコリーやラディッシュとともにその岩塩が添えてありました。

「海老のマンゴーマヨネーズ」はマンゴー風味にうっとりのエビマヨ。海老の形が芸術的でソースがたっぷり絡んでおいしかった。

なんとしなやかで味わい深い「牛フィレ肉のグリル」はトリュフと豆鼓のオイスター風味ソース。さらにトリュフオイルをまとわせて、「王朝」の名にふさわしいごちそう。

こちらは「王朝伝統のマンゴープリン」。人気のフルーティーなマンゴープリンにマンゴーの果肉、マンゴーソース、白ワインのジュレを合わせてあり、さわやかな味わい。

輝く球体の三段重にはチャイニーズスイーツ

二段だと思っていたら三段に展開。チャイニーズスイーツがアフタヌーンティーらしく華やかに盛り付けられていました。

大好きな「エッグタルト」。

フリーズドライのパイナップルをトッピングした黄シェフオリジナルの「台湾式パイナップルケーキ」が絶品。

おこしのようなかりんとうのような揚げ菓子「サチマ」は抹茶を振りかけ和のテイストでいただきます。上品な甘さのシロップが染みていてクセになる味！

フルーツやジュレ、花びらでデコレーションされていて、もともと素朴なスイーツが華やかに演出されていました。

「杏仁豆腐 メロンソースは、なめらかでとろけるくちどけの杏仁豆腐にメロンとメロンソースがたっぷりで最高。

ペストリーシェフの季節のパフェ

ベースのココナッツクリームはミルキーでまろやかでココナッツのシャリシャリとした食感。2日間かけて作ったそうです。2種のメロンの果肉とメロンゼリー、アールグレイクリーム、オレンジムース、生クリームと、次々味が変わって楽しめました。

メロンカスタードクリーム入りのクッキーシューは、小さなメロンパンのビジュアルがかわいい！

飲み物はフリーフロー

英国高級紅茶「ジンティー」の紅茶や中国茶はサーバーで供され、飲み替え自由で楽しめます。

最初は飲みやすい白茶を、次にライチの香りにうっとりの紅茶、最後に烏龍茶でさっぱりしました。「ジンティー」の砂時計の白い砂が落ちるのを眺めながら優雅に頂けて良かった。

おわりに

いかがでしたか？ビジュアルにも味のクオリティーにも大満足。それで価格は5,000円（税サ込）を切っているとは驚きです。

「王朝」では今年からアフタヌーンティーを開催されたとのことで、「王朝」では今年からアフタヌーンティーがスタートし、今回は2回目なので、まだ行ったことがない方も多いのでは？

JR舞浜駅とホテル間には1時間に3本ほどの無料のシャトルバスが運行されていて、都内から約30分で行けるので意外と近いかも。ぜひ気軽に食べに行ってみてください。

優雅で格式高い内装。

採光を取り入れた地下一階にあります。

取材協力：ヒルトン東京ベイ