【川越市】『鴨汁そばと季節の天ぷら』が絶品!地元民が愛してやまない街のお蕎麦屋さん
普段はうどん派の私も気温が暑くなってくると、さっぱりスルっと蕎麦が食べたくなります。蕎麦で好きなメニューは、鴨汁と天ぷら。セットで注文すると値段の相場は1500円以上するところが、多いのではないでしょうか?
今回ご紹介するのは、いつも安定の美味しさと手ごろな値段で蕎麦を提供してくれる手打ちそば「日乃出」。
この店の『鴨汁そばと季節の天ぷらセット』は、値段が手ごろで絶品!地元民が愛してやまない、昔ながらの街のお蕎麦屋さんです。
手打ちそば「日乃出」
場所は、笠幡で川越日高線の「かすみ野入口」を少し入り「しまむら笠幡店」の前です。
今年で創業45年の地元では、老舗のお蕎麦屋さん。
入口には、おすすめの『鴨汁そばセット』のご案内がお出迎え。
入口を入ると店内は奥に広く、落ち着いた空間が広がっています。カウンター、テーブル席や座敷席があり、座敷の窓からは錦鯉を見ることができます。
昔ながらのお蕎麦屋さんという雰囲気。
ランチメニュー
ランチは、セットメニューがあり、どれもお手頃な価格帯です。お店イチオシで、私の好きな『鴨汁そばと季節の天ぷら』を注文。
『鴨汁そばと季節の天ぷら』
10分ほどして『鴨汁そばと季節のてんぷら』セットが到着。蕎麦は、どちらかというと細く白っぽい二八蕎麦。
箸で持った蕎麦はしなやかで、程よいコシがあり口に入れるとほのかな甘みを感じます。なめらかでスルっと喉越しがいいので、これからの暑い日にぴったりのランチ!
鴨肉の旨味が効いた鴨汁に蕎麦を投入し、一気にすすると勢いよくスルっと口の中に入って行きます。出汁の奥深い旨味とさっぱりした蕎麦が本当に絶品でおすすめ!
鴨とネギは焼いてから煮ているので、焼きの香ばしさが感じられます。山椒を少しかけると味わいに爽快感が広がり、さらに蕎麦が進みます。
春の季節の天ぷらは、鱚(キス)・タケノコ・新玉ねぎ。
サクっとした天ぷらの衣と鱚の柔らかい白身の歯ごたえが絶妙にマッチ。天ぷらをまずは塩でいただき、後に鴨汁に浸して食べると二度感動の美味しさが味わえます。
春の味覚タケノコは、カリッと歯ごたえを感じ、玉ねぎは、まるでフルーツのように甘い。
天ぷらは季節の旬の素材を揚げており、冬は牡蠣の天ぷらが味わえるそうです。
あっという間に、完食。やはり、さっぱりした蕎麦と天ぷらは相性がいいですね。
蕎麦を食べた後には、そば湯。これも蕎麦をいただく楽しみの一つ。そば湯を入れて汁を飲みほすと、ホッと落ち着きます。「ごちそうさまです。大満足!」
「日乃出」のこだわりとは?
蕎麦は、通年同じ品種を使っておらず今一番おいしい旬の蕎麦を店主が選んで提供。現在、お店で味わえる蕎麦は、北海道産の「キタワセ」、噛むたびに感じる強い甘みが特徴。品種を選ぶ時は、特に蕎麦の甘みを重視していると二代目店主は言います。
また、「日乃出」は石臼でそば粉を挽いて丁寧に蕎麦打ちをしており、自家製の手打ち蕎麦と青森産の本鴨を使ったメニューが「日乃出」のこだわり。
昔ながらの街のお蕎麦屋さん
地元の馴染みのお客さんが多く、地域に根差したお店。多くの地元のお客さんは、普段使いの外食として店舗に足を運び、大晦日には「日乃出」の蕎麦を食べて年を越す。決して派手さはないものの、地域になくてはならないお店。ふと店内に飾ってある絵に目をむけると「日乃出」という店の温かみを感じられます。何だか、とてもいい絵です。
これからの暑い日に笠幡方面で手ごろなランチをお探しの方、『鴨汁そばと季節の天ぷら』を是非食べてみてください。香ばしい鴨汁とさっぱりした蕎麦がおすすめです!
◆店舗情報◆
手打ちそば 日乃出(公式HPなし)
住所:川越市笠幡4885-5
電話:049-232-2965
営業時間:(昼)11:00~15:00
(夜)17:00~20:00
定休日:火曜日